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ベルギー一周第4ステージ

2019.06.16.11:41

カンペナールツ、あえて炎上覚悟かな、それにしてもゴール後の喜び方がちょっとオーバーで、あれじゃあ表彰式でブーイング食らうんじゃないか、とか、イノーの時代だったら、ゴール後にイノーの鉄拳制裁を食らったんじゃないかとか思ったんだけど、カンペナールツにはカンペナールツの言い分もあったようです。

カンペナールツの話。「ちょっと良心のやましさもあったから、何としても勝たなければならなかったんだ。俺のアタックでティム【ヴェレンス】のチャンスを無にしてしまった。彼のためにもこのステージは俺が取らなければならなかったんだ。ゴール後は彼【ヴェレンス】も俺をハグしにきてくれた。」

一方のエフェネプールの話。「今日は第二ステージより調子がいいと感じてた。登りがハードになった方が僕にあっている。ヴェレンスがロッシュ・オ・フォコンの麓でアタックしたけど、LBLでも彼はそうしていたし、登ったところでペースが落ちたのを見ていた。だから上りの後半で僕はスピードを挙げたんだ。僕にはスーパーパンチはないけど、コンスタントに高いスピードを保って走った。昨日はあまり調子が良くなかったけど、今日はどの上りも良かった。」

しかしエフェネプール、本物ですね。地足(じあし)があるタイプで、急激なアタックではなくジワジワとスピードを挙げていくタイプ。ラスト10キロは先頭固定で、逃げるヴェレンスを捉えた後に一瞬カンペナールツがアタックした時以外は、誰も彼の前に出られませんでした。

昔のコッピとバルタリの形容で、バルタリはインターバルタイプで、アタックしたりスピードを落としたりとスピードをコロコロ変えてライバルを疲れさせたのに対して、コッピは一定のスピードで走ったと言われていますが、コッピタイプでしょうか。 

あるいは、これも物の本によると、ミュンヘンオリンピックで優勝、その後プロでも世界チャンピオンになり、ツールでは2位になったこともあるヘンニ・ケイペルという選手もそういうタイプだったそうで、要するに急激なスピードアップはないのに、後ろが徐々にちぎれていくという高速巡航スピードタイプ。

まあ、何れにしても強い。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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