カンペナールツ、あえて炎上覚悟かな、それにしてもゴール後の喜び方がちょっとオーバーで、あれじゃあ表彰式でブーイング食らうんじゃないか、とか、イノーの時代だったら、ゴール後にイノーの鉄拳制裁を食らったんじゃないかとか思ったんだけど、カンペナールツにはカンペナールツの言い分もあったようです。
カンペナールツの話。「ちょっと良心のやましさもあったから、何としても勝たなければならなかったんだ。俺のアタックでティム【ヴェレンス】のチャンスを無にしてしまった。彼のためにもこのステージは俺が取らなければならなかったんだ。ゴール後は彼【ヴェレンス】も俺をハグしにきてくれた。」
一方のエフェネプールの話。「今日は第二ステージより調子がいいと感じてた。登りがハードになった方が僕にあっている。ヴェレンスがロッシュ・オ・フォコンの麓でアタックしたけど、LBLでも彼はそうしていたし、登ったところでペースが落ちたのを見ていた。だから上りの後半で僕はスピードを挙げたんだ。僕にはスーパーパンチはないけど、コンスタントに高いスピードを保って走った。昨日はあまり調子が良くなかったけど、今日はどの上りも良かった。」
しかしエフェネプール、本物ですね。地足(じあし)があるタイプで、急激なアタックではなくジワジワとスピードを挙げていくタイプ。ラスト10キロは先頭固定で、逃げるヴェレンスを捉えた後に一瞬カンペナールツがアタックした時以外は、誰も彼の前に出られませんでした。
昔のコッピとバルタリの形容で、バルタリはインターバルタイプで、アタックしたりスピードを落としたりとスピードをコロコロ変えてライバルを疲れさせたのに対して、コッピは一定のスピードで走ったと言われていますが、コッピタイプでしょうか。
あるいは、これも物の本によると、ミュンヘンオリンピックで優勝、その後プロでも世界チャンピオンになり、ツールでは2位になったこともあるヘンニ・ケイペルという選手もそういうタイプだったそうで、要するに急激なスピードアップはないのに、後ろが徐々にちぎれていくという高速巡航スピードタイプ。
まあ、何れにしても強い。
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