昨日のDAZNで見ていてエフェネプールのゼッケン13が普通に貼られていて、ジロでのツィート日記を紹介したニコ・デンツはゼッケン13を片方上下逆に貼っていたから、あれ? 彼はこういうことは気にしないのかな? と思ったのですが、この数字は逆に彼にとってはラッキーナンバーだったようです。
rsnではゼッケン13は彼の初勝利6月13日と一致したのこと。デケーニンク・クイックステップで今シーズン優勝した選手の数は11人、彼は、惜しい! デケーニンクで12番目の優勝選手となったそうです。
エフェネプールの話。 「13という数字は僕にとっては不吉でもなんでもないよ。逆だよ。僕はこの数字が好きなんだ。この数字で勝てたのは特別な気分だね。このプロ初勝利は僕にとっていろんな意味がある。ゴールラインを通過した時、初めて両親の顔が見えた。二人がここにいたこと、この瞬間を両親と分かち合えたことがとても大切なことだったんだ。両親以外にもたくさん友達が来てくれてた。素晴らしい、忘れられない1日になったよ。」
何しろ中盤のヘラールツベルヘンの壁など、ツール・ド・フランドルでも有名な登りで繰り返しアタックをかけて集団を小さくしていったので、チームメイトでこの日2位になったファビオ・ヤコブセンはこんなことを言っています。
ヤコブセンの話。「あいつに少し冷静になるようにって言わなければならなかったよ。何しろ早すぎるだろ? あいつは言うことを聞いて、実に適切なタイミングでアタックしたね」
アタックしたのはゴール前12キロぐらいの平地でした。普通見られるような、スプリントするような急激なスピードアップではなく、なんかジワジワとスピードをあげたみたいに見えたけど、集団は全く追えませんでしたね。ただ一人、後ろについたカンペナールツは、何しろアワーレコードの新記録を打ち立てたばかりなのに、全く前に出られませんでした。繰り返し肘でエフェネプールが前に出るように合図しても、見ててもわかるぐらい、ついていくのがやっとでした。
ジュニアの世界戦でも、全く同じシーンを見ることができましたが、今回はレベルがもう一つ、否、U23 を飛ばして二つ上のクラスですからね。ぶったまげ!! ですよ。みるみるうちに差は30秒、40秒と離れていきました。
エフェネプールの話。「アタックのタイミングはここだ、と感じたんだ。先週コースの下見にきてたから、各コーナーは知っていたし、最後の方のコーナーがかなりきついこともわきまえていた。多少のリスクはつきものだけど、カンペナールツが落車したのは気の毒だった。こう言うことは誰にだって起きて欲しくないからね。」
カンペナールツの話。「自分のプロでのキャリアでまだ体験したことがないものだった。去年ジュニアの部で彼のライバルたちが感じた気持ちがわかったよ。たとえ僕が落車しなかったとしても、あいつについていけたかどうかはわからないな。本当に信じられないくらい速かった。へたばったよ。本当にあいつのスピードときたらファンタスティックだった。同時に、とてもめげてるよ。」
エフェネプールの話。「レースはまだ終わってないし、総合のことは今は考えてないよ。ただこの瞬間をチームとともに楽しみたい。でも、うまくリードできているから、明日のTTでさらにこのリードを広げられるといいね。」
というわけで、今日のTTも楽しみですねぇ。
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