しかし、アラフィリップとフルサンの二人はずっと逃げて、ついに最後のカウベルフを必死に登り、クヴィアトコフスキとトレンティンも必死に追走し、シャハマンも一人で追走開始、明らかに農道と思われるような、普段トラクターしか走ってないだろう、っていう狭い裏道をくねくねと曲がりながらゴールを目指していたのに。。。それぞれが前に追いつこうと必死になりながら、ビミョーに追いつけず、イライラさせられたのに。。。
すべて吹っ飛びましたね。
残り1キロまではアラフィリップとフルサンの牽制があればクヴィが追いつけるかも、と思ったら、確かに牽制があって、クヴィがカウンターアタックしたけど見切られて、やっぱりアラフィリップと思った瞬間に、トレンティンもシャハマンもその他みんなを吸収したマティウが一人で引っ張る追走集団があっという間に追いついてきて、すべて持って行ってしまいました。
確かに前の二人が牽制したというのはあったんだろうけど、牽制なしで必死でおったクヴィにも追いついたわけだからむちゃくちゃ速かったことは間違いないですね。
昔、ブエルタで二人の逃げが完全に決まったと思われたとき、追走集団からヴィノクロフが一人で追走して、ゴール直前に追いついて逆転優勝したのを見たことがありました。その時は人生諦めなければ良いことがある、こともある、なんて思ったものでした。
また、同じくブエルタで初めてアングリルが登場したステージも、ずっとトンコフがずっと単独で逃げていたのに、頂上直前で霧の中から突然ヒメネスが現れ、逆転優勝というのも見たことがありました。
だけど、どちらも計測がいい加減だったし、タイム差情報もアテにならないものだっただろうと思います。今日のはずっとマティウのグループは1分前後の差のままでしたからね。残り2キロぐらいから突然48秒、44秒、42秒、37秒、とどんどん縮まっていき、残り1.5キロで30秒を切ったと思ったらあっという間に追いつきました。しかもその間ずっと先頭を引いていたのはマティウですからね。漫画みたい。出来過ぎやろ! 笑)
こんなレースは見たことがないです。
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