radsport-news.com に記事を書いている記者たちが8人勢ぞろいでパリ〜ルーベの予想を立てています。まあ、ドイツのサイトですからドイツ人に期待するのは当然なんですが、個人的には結構面白かったのでかいつまんでご紹介。
(1)ルーカス・クネフラー記者
パリ〜ルーベというレースは過去にトップテンに入ったことがない選手が優勝したことはない。唯一あるのは第一回の時だけだ。あと必要なのは調子の良さと運。その点で去年7位のニルス・ポリットに期待したい。フランドルで5位になっているという調子の良さもある。水曜のスヘルデプレイスでは落車しなかった運の良さもある。
(気になったので調べてみました。トップテンに入ったことがないのに優勝した例はちょっと探しただけで二つ見つかりました 笑)きっともっとあるでしょう。なのでここで言われているのはあくまで最近の例だと考えた方が良さそうです。)
(2)クリストフ・アダミーツ記者
春のクラシックで結果の出てないファン・アーフェルマートやサガンは必死でくるだろう。バンバンアタックがかかるはずだ。だけど冷静に決定的なアタックを待つことができれば、優勝候補最右翼の選手たちだけでなく、チャンスはあるはずだ。二年前に7位になったことのあるグライペルに期待したい。平坦な石畳は彼に向いているし、ルーベのベロドロームまでくればスプリント力はオリヴァー・ナーセンやヴァウト・ファン・アールトよりはある。
(3)ゼバスティアン・リントナー記者
春のクラシックで勝利なしのサガンなんて考えられるかい? ありえないだろう。だから彼が勝つ。調子は絶好調ではない【フランドルの前に胃腸の調子を崩していたようです】が、平地の石畳はフランドルの激坂とは違う。このレースでは本能的な勘とクレバーさが必要なんだ。調子が最高ではない分、無理はしないだろうから、うまく集団の中で抑え気味で、最後のスプリントに賭けるんじゃないか。
(4)エリック・グートグリュック記者
ニルス・ポリットは過去3回出場して、毎年順位を上げている。最初はリタイアだったけど次は27位でゴールし、去年は7位になった。春先の調子もいい。パリ〜ニースのTTで2位、E3ビンクバンクで6位、フランドルで5位だ。今年の場合、突出した優勝候補はいない。ヴァウト・ファン・アールトやイヴ・ランパールトやフレフ・ファン・アーフェルマートらが集団に残って、競技場でのスプリントになるのではないか。第一回のヨーゼフ・フィッシャー、15年のデーゲンコルプに次いで3人目のドイツ人優勝者になってほしいね。
(5)ペーター・マウラー記者
最後はスプリントでアレクサンダー・クリストフかオリヴァー・ナーセンが勝つのではないか。ナーセンは気管支炎が治ったそうで、フランドルでもその影響は見られなかった。クリストフのチームメイトで初出場のフェルナンド・ガビリアを大穴に上げておこう。初出場といっても、彼に合っていそうな気がする。
(6)ダニエル・ブリックヴェッデ記者
優勝候補たちが先頭集団を作り、一週間前のフランドルと同様にビッグネームたちのもとで牽制し合う。あの時はアルベルト・ベッティオールでびっくりさせられたけど、今度はセバスティアン・ランゲフェルトがカルフール・ド・ラルブルで8人の先頭集団からアタックして逃げる。ぺテル・サガンやフレフ・ファン・アーフェルマートたちは牽制しあい、自分から追おうとしない。ランゲフェルトが逃げ切り優勝だ。2位争いはヴェロドロームでスプリントになり、オリヴァー・ナーセンがサガンを交わす。
(この人千里眼か? 笑)
(7)マティアス・ゼング記者
去年7位に入ったニルス・ポリットに期待する。フランドルでの5位は2005年以来ドイツ人選手の最高順位だ。しかも彼にはフランドル以上に平坦な石畳コースが向いている。スプリントの調子がいいのもフランドルで実証済みだ。少人数の逃げグループでのスプリントでポリットの勝利を期待する。
(8)ヨアヒム・ローギッシュ記者
またルーベのヴェロドロームだね。僕にとっては優勝候補最右翼はジョン・デーゲンコルプしかいない! このレースは彼に向いている。一度勝っているというのもプレッシャーを軽くするだろう。ヘント〜ヴェフェルヘムでの2位も調子の良さを示している。僕にとっては彼が優勝候補筆頭だ。フレフ・ファン・アーフェルマートやニルス・ポリットやペテル・サガンを破って彼が優勝する!
まあ、皆さん勝手なことを言ってます。僕はデーゲの2勝目と言いたいけど、どうも15年の頃の強さがまだ戻ってないような気がしてなりません。ポリットは長身痩躯で手足が長くて格好いいけど、今年は5位ぐらいで、来年に優勝候補かな 笑)
3人目のリントナー記者が言う、絶好調じゃないからこそサガンというのも結構あるかもね。
よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/3443-0693e5a0