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デーゲンコルプのインタビュー(3)

2019.01.20.22:26

ダウン・アンダー第5ステージはカレブ・ユアンがデケーニンク・クイックステップの発射台とヴィヴィアーニをタイミングよく追い抜いて綺麗な優勝と思ったら、その直前で2位になったフィリプセンに2度ほど頭突きを食らわしてたので降格処分になっちゃいました。それと総合トップのパトリック・ブヴァンが落車の脳震盪で第6ステージ出走未定になってるそうです。

さて、デーゲンコルプインタビュー、これで最終回です。



CM: 君は30歳になった。過去5年より良くなるとしたら、どんな点だろう?

デ: 経験値の上昇は間違いないよ。簡単なことでもそうだ。若い頃、初めてトレーニングキャンプへ行った時には何がどうなるのかわからなかった。今ならそんなのすぐわかるし考える必要もないし緊張することもないからね。

CM: レースにも当てはまる? 君は緊張することが減ったかい?

デ: 大きなレースでは緊張するね。相変わらずドキドキだよ。でもそれは必要なことなんだ。それが励みになるからね。この気持ちは過去に起きたことを思い出させてくれる。試験前みたいな気分だね。でも「くそったれ、勉強してなかったぜ」(笑)というわけではない。むしろ楽しみな気持ちかな。

CM: 40歳でも選手でいることを想像できる?

デ: ノーだね。

CM: あと5年はやると思う?

デ: うん、でも、まずはメンタルな問題だね。ひょっとしたら気持ちが変わるかもしれない。過去にも自分はこれこれの歳までしか走らないと言いながら、さらに2年キャリアを延長した選手はたくさんいるからね。自分で先に決めちゃうつもりはないよ。でも今はあと数年はこのままでいることを願うね。

CM: 今は砂利道でのレースが増えているよね。最近ではパリ~ツールもそうだね。色々批判もあったけど。君はこの傾向を良いことだと思うかい?

デ: パリ~ツールは僕は走ってないから何も言えない。でもその考え方はわかるよ。例えば登りに砂利道のセクションがあったツールのことを思えば、あれは埃が舞ってすごいシーンだった。しかし競技としてみれば大した意味はなかった。伝統を考えてもそういうレースがあることはいいと思う。でもどのレースでもそういうセクションを入れるべきかと言ったら、僕は疑問だね。

CM: ヘント~ヴェフェルヘムでのプルフストレーツはどう思う?



デ: 今まではずっと乾いた状態でレースだったから問題なかった。雨にならないことを願うね。この問題は主催者の思いにはもちろんレースをより面白いものにしたいという考えが隠れているわけだ。何より比較的小さなレースでは注目度が大切だからね。だからそのレースがどのように価値づけられるかを考えるかが大切なことなんだろうね。

例えば、しばしば批判を受けるASOのことを考えれば、より緊張度を高めるためにボーナススプリントを入れるとかしているのはいいと思うよ。パーフェクトとはいかないけど面白い考え方だよね。

自転車競技の前進のためにはもっとイノベーションが必要なんだろう。TV番組の Schlag den Raab 【ドイツで人気のゲームショー番組のようです】のようなやり方ってなぜ考えつかないのかな? ステージレースでもっとポイントを稼げるようなシステム。もちろんどのレースでもそうするべきだというわけじゃないけど、変化のあるイベントがあってもいいよね。非常に伝統あるレースと並んで何か新しいことを試みるような柔軟性が必要だと思うよ。



CM: パワーメーター論争はどう見てる? 禁止することで何か起こると思うかい?

デ: 何人かの選手たちが山岳でパワーメーターの指示頼みで走っているのはちょっとね。彼らは自分が何ワットで走れるかをよく知っていて、正確にパワーメーターに従って走っている。でも僕らみたいなクラシック狙いのタイプだと、パワーメーターは何ももたらしてくれない。アタックがかかった時にパワーメーターがあったってねぇ。後から値を見るだけだよ。例えばドワース・ドール・フラーンデレンのレースでは5時間を平均330ワットで走るって決めたってねぇ。パワーメーターに従って走ることなんかできないよ。

CM: 禁止はしなくていい?

デ: うーん、難しいテーマだね。ガーミンを完全に禁止したいかい? 車からの情報もなしにしたほうがいい? そうするとデータを記録することは禁止しなければならないね。だけど僕らは本当にこの最新の分析機材を禁止した方がいいんだろうか? それのおかげでパフォーマンスをあとづけることもできるんだ。正直に言って、僕には回答はないな。でもパワーメーターがレースに大きな影響力を持っていることは間違い無いと思うよ。

CM: つまりどっちかと言われたら禁止する方に賛成?

デ: 答えなければならないなら、イエスだ。でもそれはとても難しいと思う。

CM: 最後に、19年の君のレースシーズンはいつどこでスタートになるんだい?

デ: 18年と同様マヨルカ・チャレンジだよ。そして僕の調子次第だけど、去年と同じような結果になってほしいね。
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© http://www.cyclingmagazine.de/2019/01/14/interview-john-degenkolb-ueber-hoehen-tiefen-powermeter-gravel-hype-grosse-ziele/3/
去年のマヨルカ・チャレンジのゴールシーン。


フーッ、お疲れ様でした 苦笑)


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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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