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1937年、ラペビーの変速機

2018.11.23.15:08

いやぁ、昨日の記事は変速機のところがかなり不安で、よくわからないまま書いたんですが、まあ、心のどこかに、どなたか詳しい方がいるはずで、きっとコメントをいただけるのでは、という気持ちもありました。早速フェイスブックで Mさんから教えていただきました。

1937年のラペビーが使った変速機はシュペール・シャンピオンというもので、イタリアはビットリア・マルゲリータが代表格だったそうです。昨日の記事でYouTubeなどで紹介したカンパのカンピオコルサはやはり戦後のものでした。

Mさんのお話では、シュペール・シャンピオンの方は変速機がチェーンステーの下に付くので逆転不要とのことです。


私ぐらいの世代だと、自転車好きはサイクリングで自転車に夢中になるとともに、自転車いじりに夢中になるパターンが多いように思いますが、僕の場合は前にも書いたように、デパートで見たプロモーションビデオでツール・ド・フランスを知り、その選手たちの姿に参ってしまったのでした。

だから前から公言しているように、私の興味はもっぱら選手の方に向いてばかりで、メカの方にあまり向かず、これまでもメカ系では時々ドジを踏んでおりますが、今回も教えていただきました。


ネット検索したらありました。シュペール・シャンピオン、こんな構造ですね。

Super_Champion_006.jpg
© http://www.theracingbicycle.com/images/Super_Champion_006.jpg

ラペビーの自転車、ネット検索したらありました。
Roger-Lapebie-Tour-de-France-1937-winner-Mercier-Super-Champion-groupset.jpg
© https://cycling-passion.com/tour-de-france-winner-groupsets-year-year/roger-lapebie-tour-de-france-1937-winner-mercier-super-champion-groupset/

チェーンステー下のガイドをレバーで左右に引いて、チェーンのたるみは前のチェーンリングの下にあるプーリーを立てたり寝かせたりして取るというメカニズムですかね。ガイドとたるみ取りが連動しているのでしょうか?

一方のビットリア・マルゲリータの方もほぼ同じ構造ですが、チェーンのガイドがチェーンステーの上にあるので、こちらはペダルを逆回転させないといけないようです。
images-2.jpeg
images-1.jpeg
© https://www.steel-vintage.com/bianchi-saetta-1937-vintage-racing-bicycle-detail

当時の写真だとチェーンステーの上にガイドがあるのか下にあるのか、判然としないものが多いんですが、たるみ取りのプーリーがチェーンホイールのすぐ下か、少し後ろかで、どちらを使っているかがわかりそうです。例えば、こんな写真だと、手前の選手(若き日のバルタリ)がV.マルゲリータで向こう側がS.シャンピオンです。
images-3.jpeg
© http://www.classiclightweights.co.uk/designs/osgear-hs.html

つまり、昨日のようなエンド内をハブが移動するシステムは戦後のもののようです。でもメカニズムとしてはともかく、選手の負担を考えると、カンパより10年以上前のシュペール・シャンピオンの方が負担が少なそうに思うんですけどね。昨日紹介したカンパだと手を後輪に突っ込みそうですよね。

フェイスブックでコメントをくださったMさんに感謝。同時に、今後、少しこのディレイラーについて調べてみたいと思い始めたところです。



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comment

Arturo
アンコウ様
  よく覚えている、とは?!。もうなんにも覚えていない、と書きたかった訳ですが、、、、ボルドー・パリの件!?。こっちに関してはデパートで見た映像を見たのを忘れられないように、一回知ったら、こんなの忘れられないと、個人的には思っています。(僕にとっては例のニューサイ、シャニー記事が初出でしたが、、、当時はしかし逆にこんなマニアックな記事があったんですね。これ以降,国内ネタで見た事がない!?僕が知らないだけ!?。サイスポで以前文章を書いていた、A家さんが記事にしている!?)

  それと、もう堕落しきった僕はこんな自転車組んだりはしないと思われます。組むとなると、、、状態なのと、堕落の堕落足るところで、カネにもなんねえしな、、、状態のダブル要因です。。収入が優先。困った問題でもあり。(苦笑)
2018.11.27 08:58
アンコウ
Arturoさん、

なるほど。しかし、相変わらず、よく覚えてますねぇ。僕なんかすでに持っている本とかを古本屋でもう一冊買っちゃうなんてことをよくやります。この前なんかツタヤで借りた映画を見ていて、最後の30分になって、あれ?この映画見たことがある! と気づいた次第。

価値的にはどうなのかわからないけど、そうそう見るチャンスはないよね。それ使って自転車を組むってことはしないの?
2018.11.26 09:41
Arturo
アンコウ様
  了解しました。但し、条件をつける身分ではありませんが、実際の開催は(持参の為には)来月の中盤以降にして頂けますと幸いです。
  (当該品は手元、件のネズミアパートにはなく、当該場所まで行って来ないとならない。一寸離れてます。そう、件のエリアです。中旬までならそれまでに一往復あるかと思われます。)
  宜しくお願い申し上げます。(苦笑)

  それとこれらのアイテム、ある意味珍品かもしれませんが、(しかし特に仏物はどこでどうなって手元に来たのか、もう全く記憶にない。5-10年前どころの話でない事だけは確か、、、)その手の業界内で高い値が付く、と言うアイテムでもない、と言う事は言えそうです。(よって長期どころか超期に渡って眠っていた!?苦笑その2)
2018.11.25 22:00
アンコウ
Arturoさん、

ヒエー、そんなもんまで持ってるの? ぜひ見たい。

CYPRESSさんにお願いしましょう 笑)
2018.11.25 21:02
Arturo
アンコウ様
  アンコウ様は、ご自身も認識されておられる通り、アスリートの方に(非メカマニア趣味)レース関心がスタートされた方、と言う日本では、しかもあの時代まで遡ると、いよいよ、レアーなケースの方だと言う認識を当初より持っております。(女性、或いは後世の方であれば、必ずしもレアーとは言えない!?)よって、その点も考慮し、僕はあまりそっちに話題を振った事はありませんでした。
  しかし、今回のスューぺー・シャンピヨン、前述しましたとおり、もし高田馬場等開催されるのでしたら、その時点に持参も可能です。(過去、こっち系は持参例もないと思うので、こっちも異例となる?!)ヴィットリアも一部持参可能性はあります。
  宜しくご検討下さい。
(只、仏物の方はアルミ鋳造、伊物の方は鉄プレス構造系がメインで、言うほど大した物には見えないですが、、、)
2018.11.25 18:17
アンコウ
CYPRESS さん、

コメントをありがとうございます。何しろこれまで変速機のメカニズムにまるで興味を持ってなかったので、まあ、誰か教えてくれる人もいるだろうと思っていたわけです。

死ぬはOKだけどね。まあ、変なのがいるからね。いまだに時々ネトウヨさんからコメント来るし、笑っちゃうような苦労して書いてきますよ 「死・ね」とか 笑) 速攻で消してるけど 笑)

ご紹介の本は、まあ結構いい値段ですね。ちょっと二の足 苦笑)
2018.11.24 22:02
CYPRESS
変速機の続き

40年以上前にNC誌の版元ヴェロ出版からダニエル・ルブールのペン画イラスト集「スポーツ車と部品の変遷」が出た。
その後第4集位まで出たはず。
最初のヤツに「フォークタイプ」の変速機が出ていた記憶が…

"Daniel Reboure"でフランスAmazonで検索してもアメリカ版の1冊しかない。
フランス本国では既に忘れ去られた存在か(溜息)。

英語だと変速機の歴史は2016年に、
The Dancing Chain: History and Development of the Derailleur Bicycle (Cycling Resources)
なる本が出ている。
しかも、第5版(@_@)。
売れてるんだ…
日本のAmazonでも売ってる。
https://www.amazon.co.jp/Dancing-Chain-Development-Derailleur-Resources/dp/1892495775/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1543060627&sr=8-5&keywords=daniel+rebour
表紙の写真からしてフォークタイプだからね、どうぞ。
2018.11.24 21:17
CYPRESS
前のコメント、「〇」を漢字で書くと、承認されなかった。
細か過ぎるゼ、うるさ過ぎるゼ、FC2の規制。
2018.11.24 03:17
CYPRESS
まとめて、色々。
まず、変速機。
レキップ刊、3冊組のツール100年の第一巻、p.232にシュペール・シャンピョンの広告まで出ている。
シャニーのファビュルースのp.311には「3速のシュペール・シャンピョン」って書いてある。

スティール・ヴィンテイジの古いやつは、最近だね。

ラペビーの映画はミロワールで紹介されたはず。

フィル・リジェは英国Cycle Sportって言う月刊誌で編集長もしていたけど、
単行本は出していないはず。


Arturoさんが書いている「ジャックのミステリー」って1977年にFrance 2が作った1時間物かな?
それだと英語版DVDがアメリカから出ていた。
コッピの”Il Vero Fausto”も一緒に入っている。
リンドバーグが環七沿いで小売りをしていた頃に買った。
10年ぶり位に見直したら、面白かった(笑)。

ナレーションをフィル・リジェがやっている。
登場人物は、ラファエロ・ジェミニアーニ、奥さんのジェニーヌ、もう一人のジャーナリスト。
予算の関係でジェミニアーニとジェニーヌの所は英語の字幕。
1957年のグランプリ・ド・ナシオンから始まる。
1964年のツールは、例のアンバリーラ峠もあるし、ピュイ・ド・ドームもある。
オマケに”le double”のチャプターで1965年のドフィーネとボルドー・パリもあり。

当然だけど、ジェミニアーニの話はArturoさんの書き込みと同じ(笑)。
1964年のツール、アンバリーラの登りでアンクティルが止めると言った時、
「お前な、〇ぬんだったらこんな後ろじゃなくて、前で〇ね、前でな」
と、本当に、ジェミニアーニが言ってた(笑)。
何回も本で読んだけど、ジェミニアーニがTVの中でも言っていて、正直、新鮮、驚いた(笑)。


Arturoさんが書かなかったのは、ジェミニアーニとジェニーヌが何回もアンクティルは恥ずかしがり屋だったと言ってた事。


機会があれば、どこぞで上映会をしましょう。
日本のTVとBD機械で見られます。
2018.11.24 03:13

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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