
毎年恒例の radsportnews.com のドイツ語圏選手たちの総括シリーズ、今年もやります。というわけで第一弾がゲシュケ。毎年来ていたサイタマも今年はこなかったんですね。
さて、2008年にスキル・シマノでプロ生活を始めたあと、名称は変われど、ずっとこのチームで走り、15年にはツールのステージ優勝をあげ、17年のジロのデュムランの総合優勝のために大きな貢献を果たしてきたんですが、来年は10年間いたこのチームを離れ、BMCの後継チームCCCへ移籍です。
ゲシュケ「僕はこのチームで成長したんだ、この10年以上、常に働きがいがあった。感謝しているよ。10年前にはこんなになっているなんて考えられなかった。」
今年のゲシュケは何よりツールでのデュムランの総合2位に対する貢献がポイント高いところでしょう。山岳ステージでも最後の方までデュムランをアシストしてました。そして自らもステージ6位が一度、そして総合では25位。
ゲシュケ「今年はこれまでで最も安定して走れたツールだった。特筆できる結果はなかったけど、調子は最高に良かった。」
ブエルタではTTで8位と9位と新しい姿を見せたかと思うと、世界戦の個人ロードではドイツチームが壊滅状態の中最高位(24位)。
今年は春先のティレノ〜アドリアティコで鎖骨を骨折して、一番好きなアルデンヌクラシックにベストの状態で臨めなかったけど、ツールまでに調子を上げられたことが、来年度への自信に繋がっているようです。
ゲシュケ「鎖骨骨折は残念だったし、アルデンヌでは自分の望むようなレベルにはなってなかったけど、そこからツールまでは最高の形で調子を上げていけたね。トップクラスの成績は残せなかったけど、悪いシーズンではなかった。」
CCCではサンウェブよりも自由に走らせてくれるようです。ここには今のところグランツールでの総合狙いのエースが見当たらず、ステージ優勝を狙うことになりそうなので、ゲシュケとしても今年の自信を結果に残せると良いですね。でも、まずは春のアルデンヌクラシックが最初の目標になるのでしょう。

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