今シーズン突然と言ってもいいと思いますが、フレッシュ・ワロンヌで残り200メートルまで逃げて頭角を現し、ジロでステージを取って一躍ドイツ若手の期待の星になったマキシミリアン・シャハマン。タイプとしてはTTが強く、将来はステージレーサーを目指しているようですが、クイック・ステップから来年度はボーラへ移籍です。rsn にインタビューが載っていたのでご紹介。
RSN: シャハマンさん、なぜあなたはボーラ・ハンスグローエへの移籍を決めたのですか?
シャハマン: 僕は一番理想的に自分を伸ばしてくれるチームを探したんだ。今年の結果でそのための前提条件をクリアできた。いろんなチームが僕に興味を持ってくれたんだ。ボーラとの話し合いは最初から気持ち良く感じた。
R: もう少し詳しく話してください。
シャ: 【ボーラのマネージャーの】ラルフ・デンクが繰り返し強調したのは、世界一のチームを作りたいということだった。その過程で僕に良い場所を提供してくれた。彼が僕の将来に何を求めているかを話してくれた。それは僕の計画と一致していた。
R: 将来に求められたものは?
シャ: 僕はステージレーサーになりたい。すぐにグランツールを目標というわけにはいかないけど、でも【総合4位になった】ビンクバンク・ツールではある程度その方向性を見せられたと思ってる。
R: だとするとエマヌエル・ブーフマンとかち合うのではないですか?
シャ: それにボーラにはラファウ・マイカもいる。でももちろんグランツールばかりではないよ。それにエマヌエルだってフルームみたいに3つのグランツール全部勝てるようになりたいとは思ってないだろう。調子が合えば、僕にも大きなステージレースに出るチャンスはきっとあるよ。
R: 他に話をしたチームはありますか?
シャ: クイック・ステップは契約延長を申し出てくれた。とても良いレースができたし非常に結果を残したチームだ。ロットNL・ユンボも話をした。ここ何年かずっと発展してきたチームだ。
R: ロットNLだとプリモス・ログリッチとステフェン・クレイスヴェイクと二人の強いステージレーサーがいますね。
シャ: 僕はまずはゆっくりとその役割へ成長できるようにしたい。そして27、8歳で実現できるようになりたい。僕はまだ24歳だ。誰でもエンリク・マスのように23歳で突然頭角を現せるわけじゃない。ボーラに決めたのは本能みたいなものだったね。
R: ボーラはドイツのチームですね?
シャ: 一番大切なのは僕が成長できるということだ。ただ、それがドイツのチームでできるなら素敵なことだね。
R: 金銭的な面はどうだったのでしょう?
シャ: こういう時はいろんなことが絡み合うものだ。結局決めたのは、繰り返すけど本能みたいなものだったんだ。
R: あなたはインスブルックの世界戦に出場しますね。どんな目標を立てているのでしょう?
シャ: 僕はとても良い準備ができたし、調子もいい。チームとしてはチームTTのためのトレーニングキャンプで準備してきた。それ以外にも個人TTと個人ロードに出場する予定になっている。
R: ヨーロッパ選手権では個人TTは3位でしたね。期待が持てますが。。。
シャ: うん、それは随分質問されてきてる。でも世界戦のライバルはもっと増える。ログリッチも出場するだろうし、クレイスヴェイクも調子はいいはずだ。トム・デュムランは強いし、トニー・マルティンも同様に優勝候補に入ってくるだろう。そこにヨーロッパ選手権で上位に入った選手たちが加わるし、もちろん今年のTT全勝のローハン・デニスもいる。僕としてはインスブルックでは単にうまく走れることだけを願っているよ。
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