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ドキュメンタリー「望むのは死刑ですか」

2018.08.20.18:03

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先ほど東京渋谷のアップリンクで「望むのは死刑ですか 考え悩む”世論”」というドキュメンタリーと、その後に監督の長塚洋氏と、オウム真理教家族の会(旧称オウム真理教被害者の会)の永岡英子氏のトークを見てきました。

ドキュメンタリーは4年ほど前に一般市民135人が参加して「審議型意識調査」の試みが行われ、その時の様子を描いたもの。死刑反対派と存置派の弁護士、それに弟を殺されたのに死刑反対を主張する人などがパネラーとなって話をした後、10数人のグループになって参加者たちが意見を言い合う。それを編集したドキュメンタリー。

正直に言うと、死刑反対派と存置派の弁護士の言うことも、また参加者たちの発言も、僕がこれまで書いてきたこと(PCなら右のカテゴリーの社会のサブカテに「死刑制度」というのがある)と同じで、目新しいことはなかった。ただ、ドキュメンタリーとして、特に若い人たちの思いが揺れ動くさまが面白く見られた。

面白かったのはむしろ監督と永岡さんのトークの方で、明確に死刑には反対です、それが麻原であっても反対ですと言い、さらには、今回の死刑について、国に裏切られたとまで言った。この人はご主人のほうが有名で、TVなどでもよく見かけたが、立ち位置として非常に微妙なところにいるわけで、ただの犯罪被害者ではない。

オウム真理教家族の会というのは、自分の息子や娘がオウム真理教の信者になって出家してしまった人たちが彼らを取り戻そうと始めた会で、中には今回処刑された死刑囚の親も会員になっているという。こういう立場の人の発言は貴重であると思う。

ドキュメンタリーの中でも冒頭、街中で死刑について質問するシーンがあるが、自分の子供が殺されたらと考えたら、死刑制度はあったほうがいいという人が何人か出てくる。参加者たちの中でも同じような発言が繰り返される。だけど、失礼ながら、ひょっとしたらあなたの子供が、いや、あなた自身が、場合によっては冤罪によって死刑にされる可能性だってあるのだが。。。

結局、死刑制度をどう考えるか、というのは憲法改正をどう考えるかというのと同じで、国民の〇〇%が〇〇に賛成しているといったところで、その賛成には濃淡があるし、それ以上に知らないまま語っている人が多すぎるのだ。

なお、明日は坂本堤弁護士の同僚だった岡田尚弁護士の、また24日は麻原彰晃の弁護人だった小川原優之弁護士がそれぞれ登壇して、長岡監督とのトークを行うそうです。


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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、クラシック音楽(特にバッハ)、友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎても困るが)。少し前から草食動物と化そうと「努力」しています。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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