数ヶ月前のNHKのインタビューで、安倍支持者と思われる若い人がモリカケはもういい加減にしてほしい、もっと大切なことがあるだろう、と答えていた。そして、FBやツィッターでもこうした文言をよく見かけた。しかし、もっと大切なことって、この人たちは何のことを想定していたのだろう?
そして彼らが望んだように、見事にモリカケは蓋をして、「もっと大切なこと=残業代をなくし、議員の数を増やし、災害をほうっておいてカジノ作り」が実行された。
安倍の姿勢は仲間のための政治だ。だから反対する人たちを「こんな人たちに負けるわけにはいかない」などと言えるのだろう。しかしその姿勢は憲法違反であることはすでに書いた。第15条には「すべて公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」とあるのがその根拠である。
少し前にコメントを下さった あるふぁ さんが民主党政権と現在の政権を「国民のための政治をやろうとしたができなかった政党と国民のための政治をしない政党」という言葉でまとめてくださった。民主党政権を美化しすぎだという面もあるかもしれない。でも民主党政権が成立した時は、間違いなく国民全体のための政治をしようという心意気だけはあったと思う。(だからこそ、僕も当初は鳩山に期待をかけた。その後、それがどんどん崩れていったのは、拙ブログの最初の頃に何度も書いてきている。)
しかし安倍政権の場合、成立した当初から、国民全体のためなんていう気持ちはなかった。彼は国民を敵と味方に分けて、自分に反対するものをサヨクと呼んで反サヨクの支持者の歓心を買うようなことを言った。
安倍を支持する人達は日本がどういう国になればいいと思っているのだろう? そしてそういう理想形の国の中で自分の生活がどのようになればいいと思っているのだろう?
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