rsn でデーゲのインタビューが載っていました。パリ〜ルーベで粘液嚢(辞書で引くとこの言葉が出てくるんだけど、ググってみるとこの言葉って唇とかにできる水疱状のものみたいで、ドイツ語でみると、肘や膝が腫れるものが出てくる【デーゲは間違いなくこれですね】ので、この日本語があっているのかどうかわかりません)の損傷で、やっとレースに復帰したけど、どうもまったくパッとしませんでしたね。
目下オーストリアでツールの準備トレーニング中とのことですが、ツールのメンバーに選ばれるかは微妙。今日の夜には分かるようですが。
デーゲの話。「ルーベで粘液嚢が裂けてしまった後、数週間を完全に安静にしていなければならなかった。だからその後すぐにワールドツアークラスのレースに参戦するのは容易なことではなかった。ハンマーシリーズで普通に走れて、再び全力を出す感じをつかめたと思う。
走れなかったのは僕にとっては辛かった。実際、どのぐらい長くかかるかわからなかったから辛かった。毎日医者に行って、変化があるか説明してもらわなければならなかった。最初は2週間の安静が見込まれたんだけど、実際は3週間後にやっと自転車に乗れた。地元のエシュボルン〜フランクフルトに出られなかったのが悔しかった。やっと五月になって体系立ててトレーニングが再開できるようになったので、出場はまったく無理だった。
ツール・ド・スイスの最終ステージでようやく全力疾走が再び可能になって嬉しかったよ。そこに至るまでは僕自身と僕の体との壮絶な戦いだったね。でも日に日に再び調子が戻っているのを体でも頭でも感じることができる。
ツールのメンバーに選ばれたら、ステージ勝利が目標だ。去年までいつももう一息だった。でもチームとしての共通の目標を追わなければならない。バウケ・モレマの総合順位だ。でも他の選手たちにも自由に走れるときがあると思うし、ステージ勝利を狙って良いステージもあるはずだ。
チームの人数が9から8人に減らされたことはスプリンターに不利だし、UCIポイントに関しても、ステージ勝利と総合順位のバランスの悪さもある。総合15位のUCIポイントはステージ優勝6回分と変わらないんだ。こうなるとどのチームも総合順位のために走らざるをえない。以前のチームジャイアント・アルペツィン時代は、僕らはただステージ勝利を目指して走ったものだったのにね。
チャンスがあるとすれば、ピレネーでの短いステージは要チェックだね 笑)いや、真面目な話、石畳のステージ【ルーベゴールの第9ステージ】は特別なものがある。僕らはみんなで何かできると思う。もちろんまずはバウケのことを考えなくちゃならないけど、僕らがステージ優勝を狙うことは可能だと思う。
その前のドイツナショナル選手権は、住んでいるところから近いし、コースの下見はした。真っ平らだね。アウトバーンの陸橋よりきつい坂はコースにない。最後は技術的要求度が高いね。しかし僕に向いていると思う。積極的に走らなければならない。去年はうまくいったからね【
去年のドイツ選手権は最後デーゲが一人で逃げ、最終的にブーフマンとブルクハルトらが追いつかれ、ついていけず、でも3位入賞でした】。
長いレースだし、大きなチームが3つある【カチューシャ、ボーラ、サンウェブ】からうまく待てるかだね。でも最後がスプリントになるとは思えない。スプリント勝負をしたくない実力のある選手がたくさんいるからね。」
スイスの時のインタビューでは調子が上がらなければ出たくないと言っていたんですが、このインタビューの様子では調子が上がってきたということなんでしょうかね。今夜の発表を待つことにしましょう。
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