いやぁ、日本時間の夜6時にユーチューブで検索したらすでに始まってました。パソコンとスマホを駆使して tiz-cycling も立ち上げて、あちこちが止まったり動いたりずれたりしながら、最後までなんとか見ることができましたわ。
しかし、コッペンベルフで、久しぶりに集団の後ろが止まって押しが入りました。昔の写真などを見れば、41X24ぐらいまでしかなかったから、ここはみんな止まって自転車担いだり押したりしていたんですがね。
しかし、ここにはやっぱり前の方で入らないと、こうして中切れがおきてしまうんですね。このあたりから、それまでずっと集団の中盤、ドイツチャンピオンマイヨのブルクハルトのそばにいたサガンが一人で前方に上がって、常に集団の前で展開し始めます。さすがですね。それとアシストのダニエル・オスが強いこと。クリストフがチョイ駆けした時に一瞬タレたと思ったらもう一度踏みなおしてずっと追走集団の先頭を引きっぱなしでした。結果から考えると、オスをここで無駄遣いせず、最後まで取っておいたらどうだったんでしょうかね。
レースは最後から3つ目の丘クロイスベルフ、ゴールまで30キロ弱のところでテルプストラがニバリと行って、ニバリがちぎれ、一人で10キロ近く前を逃げる三人のグループに対して、諦めずに追いかけて、アウデ・クワレモントの丘で追いついたら、後ろにつくこともなく、そのままそれまで逃げていた三人をぶっちぎっちゃいました。このままではテルピーがE3ハレルベケについで逃げ切り勝ちかと思ったところでサガンがアタック。
でもクイックステップはジルベールとランパルトとスティバルがいたので、難なくコントロール。それでも最後の丘パテルベルフでサガンがアタックしたのはさすがでした。
このまま2位のマッツ・ペデルセンまで追いつけば、と思ったんですが、後ろから追いつかれて、これで決まりました。残り2キロを切ってから、後ろでは表彰台狙いのアタック合戦でしたが、ジルベールが3位、他にもスティバルも10位になってベスト10に三人、クイックステップがまたまた完勝でした。
オランダ人のフランドル優勝はショーン・ケリーにスプリントで勝ったアドリ・ファン・デル・プール以来32年ぶりですね。ケリーはこの時2位、結局フランドルを勝つことができず、モニュメントの完全制覇はできませんでした。ところで、なんとなくテルプストラって、長身痩躯のオランダ人で、昔のフランツ・マーセンなんて選手を連想させます。
しかしいつ見てもあきれるのは200キロを過ぎてからようやく勝負が始まるというこの展開。

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