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映画「ハッピーエンド」

2018.03.13.20:47

またまた映画の話。昨日のゲルマンの「フルスタリョフ、車を」に比べれば、ハネケはまだ親切な分かりやすい映画を作るんだな、と納得した次第 笑) 今回はネタバレしません。

今日は日暮里で人と会うことになっていて、その帰りに有楽町で見てきました、ミヒャエル・ハネケ監督の表題作。ハネケは拙ブログでは「愛 アムール」「白いリボン」を紹介したことがありましたが、まあこの人はなんとも即物的な映像を作る人ですわ。

今回はスマホで写しているビデオがなんども使われます。特にスマホで始まり、スマホで終わります。月並みだけど、スマホが人々のつながりを薄めているということもあるんでしょう。お金持ちの一族もそれぞれみんな悩みや心配事を抱えているのは当たり前と言えばそうなんですが、その描き方がねぇ。ハネケ節満開ですわ。

それにしても、固定カメラで映っている画面、画面のどこで何が起こるかわからないから目を離せません。始まってすぐの工事現場のシーンもそうだし、息子がアパートに謝りに行くシーンもそう。え?っていう唐突な出来事が淡々と 笑)

例えば漱石の「門」が「それから」の続編と言えるとすれば「愛 アムール」の続編と言ってもいいでしょう。特にジャン・ルイ・トランティニアンの祖父が少女に告白するシーンを見れば納得すると思います。この少女、劇中では13歳ですが、むちゃくちゃ上手ですねぇ。普通の何もしない無表情の顔が自然すぎて、すごい。日本のいわゆる名子役たちって、なんか演技しすぎって感じがあってね。ところで、彼女なぜか I♡JapanのTシャツ着てます 笑)

最後もああいう終わり方をするのか、という終わり方。しかも音楽もなく突然の暗転。ハネケという人はよく言われるように、確かにイヂワルな人です。さらに言えば、「ピアニスト」でもそうだったけど、絶対ヘンタイです 笑)



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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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