
いやはや、正月早々インフルエンザに罹りました。土曜の午後に突然の39.6°、翌日休日診療に行ってタミフルをもらってきたものの、昨日まで37〜8度台の熱が下がらず、仕事はお休み。熱以上に何しろ関節、特に腰がむちゃくちゃ痛くてかないませんでした。ようやく今日は7度以下になったけど、あちこちチクチクと痛い感じはまだ菌が抜けきってないんでしょうかねぇ。
というわけで、今年最初のロードレースがらみの記事は拙ブログの若手一押しのレンナルト・ケムナ(サン・ウェブ)です。去年のU23の世界戦では惜しくも2位でしたが、まだ21歳。今後どの方向へ進んでいくのか、rsn にインタビューが掲載されていました。もっとも記事は1週間も前のものなんですが、アップしようと思っていたら、さようなわけで。
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チーム監督のイアン・スペケンブリンクは大変な逸材だと言っているが。
「監督が本気で言っているのかわからない。ちょっと大げさに言って、僕にハッパをかけているのかもね。でも去年は安定した良いシーズンだった。2017年に僕が目標にしていたのは、まさにこれだったからね。」
目指すのはグランツールでの総合争いができる選手?
「どんなことでも時間が必要だと思う。僕は、少なくとも今はまだ3週間のステージレーサーではない。もしかして3年ぐらいたったら、少しはそれに近づいているかもしれないけど。誰でもそうだけど、道がどこへ向かうかはわからないよ。去年は一年バランスの良いレースプログラムを組んでもらったからね。スプリントクラシックにも、1週間のステージレースにも、そしてグランツールにも参加できた。いろいろ試してみた。感じているのは、自分はコンパクトな(まとまったというような意味?)選手だということかな。いろんなことができるタイプだと思う。何れにしてももっとレベルアップしたいよ。」
オールラウンダーということ?
「なんでもできるという意味じゃないよ。僕はスプリントはダメだ。これは速くなりそうにない。目下の強みはTTだ。でもTTでもクライマーでもスペシャリストになりたいとは思ってない。エンジンをもっと大きくして、全体的に選手として底上げして、すべての分野でレベルアップしたい。」
初のグランツール、ブエルタでは膝痛でリタイアでした。グランツールのイメージは?
「グランツールっていうのは本当に何か特別なものだって思う。単純に3週間だからね。バッドデイが許されないんだ。21歳じゃあ、3週間のうちに何度もそういう日が来るよ。年齢が上がれば、そういう日が少なくなっていくんだろうね。」
初のワールドツアーチームでの一年で、何を学びました?
「うーん、答えるのは難しいなぁ。本当に原則的なことかな。トランクには何を詰めていけばいいかとか、山の上で、気温が3度の時には何を着るべきかとか。そういうことだってネオプロとして学んだ大切なことだよ。他にも、ヨハネス・フレーリンガーがいろんなことを教えてくれた。何れにしても随分力をつけることができたと思う。」
ブエルタで痛めた膝は?
「もうとっくに治ったよ。今シーズンはアルガルベ一周でスタートする。グランツールはどこを走るかはまだ未定だ、3つとも行けるように準備しておきたい。まずはスタートを見て、それからどうするか決まっていくだろうね。。」
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21歳というとこは、グランツールの新人賞の資格がまだ4〜5回あるってことですからね。確かウルリッヒが3回続けてとってると思いますが、そんなのが狙えるようになるといいけどね。あまり突然優勝争いに加わるのではなく、徐々に力をつけて、少しづつ成長して行ってくれるといいんだけど。

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