デーゲンコルプは今シーズンは1勝だけです。怪我の後遺症があるのかなぁ、と思うんだけど、よく見ると、優勝はなくても結構成績残してますね。ただ、最後の世界戦が不出場だったのがなぁ。
トレックに移籍して最初の年で、デビューと言っていいドバイツールで早速ステージ優勝をあげ、総合でも3位になった後、アルガルベ一周やパリ~ニースでのステージ2位を収めて、クラシックに臨んだんですがねぇ。
ミラノ〜サンレモが7位、ヘント・ヴェフェルヘムが5位、フランドルが7位、パリ〜ルーベが10位と、結果だけはトップテン入りだったけど、決定的なところで逃げに乗れずに、帳尻合わせしたみたいな順位だからなぁ。
その後地元のエシュボルン〜フランクフルトではリック・ツァーベルとクリストフにやられて3位どまり。ツールのためのレースとして出たカリフォルニア一周でもトップテンは3回あったけど、勝てず、GPジッピンゲンでも2位、ツール・ド・スイスではステージ3位が一度だけ。そしてドイツナショナル選手権も、最後は結構ハラハラさせながら、ボーラのブーフマンとブルクハルトにやられて3位どまりでした。
いよいよのツールでは例のサガン失格のステージでカヴのすぐ後ろにいたおかげで派手に落車に巻き込まれて、その影響も大きかったようで、ステージは2位と3位が1回ずつに終わりました。
その後、過去ステージ10勝を挙げているブエルタに参加したのですが、気管支炎でリタイア。結局この気管支炎を拗らせて世界戦も出走せずとなってしまいました。結果から見ると、世界戦はチャンスだっただろうと思うんだけどね。
来年はまずは春先のクラシック、特にミラノとフランドルとルーベのどれか一つ、無論できれば全部 笑)優勝して欲しいところです。
「今年の総括? うーん一言では言えない。あまりに複雑な一年の流れだったね。春先、これだけ良いとは予想外だった。何しろ去年はこれらのレースに出るどころか、トレーニングだって満足にできなかったんだから。僕としては今年のクラシックの結果に不満はないよ。
ツールについては、最初のひどいクラッシュにもかかわらず、結構前で走れたし、決定的な瞬間に加わることができた。だけど、地元であったツールだったからね。あんなに鳥肌がたったのは初めてだったね。
でも今シーズン一番のハイライトは夏の娘の誕生だ。これは間違いないね。
ブエルタでの気管支炎で今シーズンの後半は完全におじゃんになったね。世界戦の不参加は本当にがっかりしたよ。ドイツチームは強かったし、僕はキャプテンになるはずだった。みんなが実力を出してくれれば、コースは僕向きだったよね。しょうがないけどさ。
気管支炎は完全に治ったし、その後は家族と一緒の時間をたっぷり過ごせた。モロッコへ旅行に行って、砂浜で砂のお城を作って、浮世の騒々しさを完全に忘れることができたよ。充電完了だね。
来年も春先のクラシックから地元のエシュボルン〜フランクフルトまでが第一段階で、その後はツールに向けて頑張るよ。」

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