
ペテル・サガンはともかく、タイプがかぶるラファウ・マイカの加入で、今シーズンはマイカが出ないステージレースでエースを務めることになるんだろうと思ってたんですが、まあ、その通りになりました。
ツールとブエルタはどちらもマイカのアシスト役で参戦でしたが、マイカが出場しなかったクリテリウム・ドュ・ドゥフィネでは総合7位で新人賞を獲得。まあ、少ないチャンスを生かしました。
「ドゥフィネが私のハイライトでした。フルームやポートと一緒のグループに残って走れたのですから、それはもう特別のことでした。あの時は絶好調で、なんでもできそうな気がしたものです。他にもツール・ド・ロマンディでは総合10位でしたが、最終日のTTの前までは3位にいました。そしてドイツナショナル選手権では2位。2017年については満足してます。きっと自分の成長のために新たな一歩を進めることができたと思います。」
ツールでもマイカが第9ステージで落車リタイアした後はエースの役割を担ったんですが、結局ほとんど目立つことのないまま総合15位。
「マイカがリタイアした後は自分の順位を考えて走ることができました。しかしそれは計画通りにはいきませんでした。ツールの毎日は失望の日々だったと言えます。確かに最後は15位になりましたが、ドゥフィネのことを考えると、もっと上位に行けるはずだと思っています。ただ、絶好調のピークは過ぎてしまったから、そのあとは持続性が足りませんでした。
そのあとのブエルタのおかげで、今回はトレーニングの休みの期間が絶対に必要だということがわかりました。体調不良で出場したブエルタは最後にはものすごくエネルギーを消費しました(総合86位)。今、再び最初のトレーニング期間に入っていますが、自分の水準を高めてさらに一歩前進したいと思っています。」
2018年シーズンはおそらくまたツールではマイカがエースになるでしょうから、ブーフマンとしてはジロかブエルタのどちらかでエースを務めたいところですが、ボーラには今年は、体調不良でほとんどレースに出なかったレオポルト・ケーニヒもいるし、どうなりますかね?
「うちのチームにはステージレーサーが他にもいるから、うまく割り当てるのは難しいでしょう。自分はクライマーなのでグラン・ツールでエースを務められるようになればいいのですが。」
総合を狙うためにはTTがかなり落ちますからねぇ。。。グランツールの山岳ステージで優勝を狙えればいいんですけどね。

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