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18ステージ雑感

2017.07.21.01:34

フルームで終わりましたかね。ただ、そんなに圧倒的という強さは見せませんでしたね。いつものあの高速ペダリングのフラフラしたアタックが不発でした。今日もカス・デセールの奇岩の直前でアタックして、うわぁ、ここで出ちゃったか、と思ったら、結構あっさり追いつかれてしまったし。ちょっと衰えたか?とすると、来年以降、バルデが楽しみかもしれません。

しかし、バルデといえば、AG2Rはなんであんなに早い段階でスピードアップしたんでしょう? アシストを使い切るのがちょっと早すぎだと思うんだけどねぇ。いや、アシストを残しても何ができたかはわかりませんが。

しかし、昨日も書いたように、最後にきて、ことごとく緊張感を奪う展開になっちゃいましたね。総合はせめてTTまでハラハラしたかったし、スプリント賞は最終日までドキドキしたかったんですけどね。

バルギルは最後強かったですね。アプトゥマで決まったかと思ったら1分以上の差を追いついちゃいましたからね。こちらもバルデについで、来年以降の総合争いに加われる可能性がありますね。



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comment

Arturo
アンコウ様
  なるほど、そういう事でしたか、この場合、舞台がフランスでなく(配役も変わって)イタリアだったら?と言う事ですね。まあ、返事不要との事なので、多言は避けようと思いますが、まあブーイングはないでしょうね?。(何度も書きますが、心当たりがない。まあ、誰かの投稿を待つしかない?!)
  まあ、ヘリコプター事件みたいなのがあったら、これはブーイング物でしょうけど、、(実際あの事件に象徴される、あのやり方(運営)は、ジロの地盤沈下を招いた訳ですし、、因果応報という事か、、、又脱線しちまった!)
  勿論、ナショナリズムと言うのはありますから、ブーイング(あのメカトラ事件のような、ピーピー音。テレビ画面の向こうまでハッキリ聞こえる。現場は、さぞかし、、、、状態な、、、)はなくても、先の96年のジロのミラノの表彰式は、エンリーコ!、コールでしたし、もっと古くは、ヘリコプター事件の翌年のルッカは、同様フランチェスコ!、コール。そして89年のフィレンツェはジュッポーニ!(なぜかフラヴィオではない!?)コールの嵐だったですね。
  しかし、あえて脱線を承知で触れると、現場の雰囲気を察知したイノーが然るべきインタビューに答えた後、モゼールの手を取りゴール横の櫓(あの時代のジロには、後世見られるような単独の表彰台、と言う物が存在しなかった。)、から、観衆の目に届く位置までモゼールを引きづり出し、彼の腕を取り高々と掲げたところ、フランチェスコ、コールはピタリと止まり、一斉に拍手が起こりました。「ベルナール・イノーよ、あなたもまさに大チャンピオン、ヒーローに間違いない。」と言う感じでした。(まあ、つまるところ、ナショナリズムだけでは線は引けない、となりましょうか、、、)ちなみに、同様の環境でしたが、フィニョンは同様のパフォーマンスはなし。(但し並んで両腕を上げる、と言うところまではアリ)イノーの場合モゼールより一歩下がったところで腕を掴んで上げた、と言うのがさらに言うならポイントかも、、、パトロン、になるからには、仁義を兼ね備えないとならない!?。でも、この1日前にはステージ終了後にマイクを取って、「私は”被害者”にはなりたくない。」とオーガナイザーを実名で罵倒していた、のも同一人物ではありますが、、、(しかし結果ヘリコプター事件No,2は回避された!?)

  レース環境、モラルについては、フレームが壊れたら鍛冶屋に入って直して又走り出していた時代と、現代のそれを比較するのは(これは極論としても、、、)、比較行為そのものにムリがある気がしますが、しかし古い方が、画鋲の件じゃあないですが、モラルは低い、と言う印象があります。
  昔、大昔からすれば、アタックで逃げているグルペット内で視聴者が、誰が一番引いているのか分かるような(リアルタイム)なのは想像すらつかないでしょう?。(そもそもテレビがないけど、、、)いつか話題に出したような(郵便局員のネンチーニ息子)、カネでのやり取りなんてのは、日常的にあった訳で、(勿論、僕の時代でも、いつかのシモーニとバッソみたいに、ないとは言いませんが、、、)近代の方が改善されている印象はあります。この辺はモダン化している、なんというかエンターテイメント産業(プロレス型!?)としてキチンと整備されていく方向にある、と言うのは感じますが、、、。
  メルクス辺りから、、、と言うのはバクゼンと同感です。(但しアンクティルの時代はノー、みたいな明白な白黒な色分けは出来ませんが、、、。アンクティルには人間的な魅力があった、と言うのは複数の証言を(過去一部紹介していますが、エチャーヴァリ氏に関してはいつかのニューサイ記事コピーを参照して下さい。)聞いていますしで、、、。強ければパトロンになれる、と言う訳ではないでしょう。)

  パンターニ型か、それともチャーバ寄りなのかは、前述の通り、僕には全く類推不可能です。只脱線ですが、グランツールのエースを務める、でオワリではなく、グランツールを複数回獲るには、TTの才能は不可欠でしょうね。これは5勝クラブのメンバー(まあこれに取り消しランス、ツールは2勝しかしていないけど、コッピ、そして今の英国人を加味しても、、)を見れば明白でしょう。例外が一人もいない。これはクライムで勝って、TTでそれを死守する、と言う方式には限界がある、と言う事でしょう?。
 勿論、同様に、今回のこのスペイン人にこの素養があるかは僕には全く解りませんが、、、。
2017.07.28 01:48
アンコウ
Arturoさん、

いや、蒸し返すようでなんだけど、そのコンマ何秒の争いが外国人とイタリア人だったら、外国人はブーイング浴びなかっただろうか、ってことですよ。プレスも面白そうに見ていることができたかどうかって思ったわけ。ただ、あくまでも最終日にスプリント狙って逆転したと想定しての話だから、これはまた仮定の話の蒸し返しなので、返事は不要。

TT弱くてもパンターニの例もあるしね。バスクの人なので、どこか風貌がオラーノやインドゥライン系です。昔のジョン・トラボルタみたいな顔してる 笑) 歌って踊れるかは知りません 笑)

紳士協定なんていうのを不文律にしたのはメルクスあたりからではないのですかね? いや具体例はわからないんだけど、Arturoさんの言葉を借りれば強力なパトロンがいて、しかもそのパトロンは泰然自若とした余裕のある強さでプロトンを支配している。イノーもそうでしょう。

だからそういう強烈なパトロンがいなくなった間(はざま)の時代には、なんでもありのことができるんじゃないかと思うんだけど。無論アンクティルの頃だとメカトラは今より多かっただろうし、パンクホイール交換も今のようにスムーズではなかっただろうから、そうなると、いちいちライバルの不運につけ込まない、なんて言ってられなかったんでしょうけどね。何れにしても、コッピやバルタリの時代には、ライバルのパンクやメカトラのタイミングでアタックする話は結構残ってます。戦前なんかになれば、もっとだったでしょうね。

ただ、それでも最終日はアタックしないという不文律は、すでに戦前からあったようです。だから47年の逆転は、相手のブランビッラがロビックを一生許さん、と言っていたわけで、あれがイタリアとフランス逆だったら、ブランビッラはきっとフランスのレースに出られなかったでしょう。この二人、年をとって、やっと和解したら、その夜にロビックは居眠り運転で死んでしまったと、話が出来過ぎですけどね、事実だからしょうがない。
2017.07.27 23:37
Arturo
アンコウ様
  オラーノとトンコフではなくオラーノまたはトンコフとイタリア人だったらどうだったんでしょうね?
  このフレーズ、思考を巡らしたのですが、意図がイマイチよく解りません。(よってコメントも出来ない。)補足説明等お願い出来ますと幸いです。トンコフかオラーノのいずれかと、対峙したのがイタリア人だったら?どうだっただろう?とは思いますが、どう?の部分がよく分かっていない?という展開です。場合によっては本当に存在(かつ2位でフィニッシュ)したザイナを登場させる事になるかもしれませんが、、、。

  今回4位のスペイン人(の資質)に関しては、”本編記事”も含めて投稿を控えていました。理由は単純で、僕の中にイメージが全くない為です。(頭の中で全くビジュアル化出来ない。かつてのニフティ盛り上がり時代以下!?)4位になった、と言う事実のみですので、事実上、語る資格ゼロと思われます。
  その前提での(こじつけ?)話ですが、かつてのエチャーヴァリ氏のセリフを思い出しました。98年の話ですが、ヴエルタ終了時、オラーノの放出が確定的になった時(ご存知のとおり翌99年はオーンセに移籍、結果バネストには騒動フェスティナからズッレが来る。という流れ)の話ですが、この場合ヴエルタの騒動のもうひとりの主役、チャーバの話になった時、(まあオラーノがいなくても、未だ彼が居るのでは?と言う質問)氏は、即座にノー、「彼はダメだ。彼は(エースと言う仕事には)向いていない。」(結果、前述のとおり、その後ズッレが来る。)と言っていました。
  チャーバはあの通りの顛末をたどってしまった、と言うのもありますが、しかし今回のスペイン人と、チャーバを相似化させる事が出来るか?と言うと、たった今書いた通り、僕には出来ません。逆を言うと知らない以上、僕には排除も出来ない、とも言えます。
  まあ、山は行けるがTTはイマイチ、となると、グランツールのエースはどうなのか?(不安と言うより未知数)とは思いました。3週間ムラなく走れる!?。(前述のチャーバはここでも難アリ)後は今が27歳、つまりピーク!?。売り時の最高値が今!?と言う事位!?が、所詮バクゼンとしたものでしかありません。
  でもまあ、4位で表彰台まで後1秒まで迫ったんだから、何かオファーがあっても不思議はないでしょうね。(SKYとの契約内容の状況など僕には知る由もないですが、、)

  ベルナールの件は、まあ昔の投稿読んでくれ、に変わりありませんが、まあ、ここでは具体的なあの時の流れより、とにかく、”紳士協定違反”には変わりない、と言う事で、しかし”違反者”には言及していない、(非難であるとか、「全くアイツらは、、、」的な、、、)と言う事です。
2017.07.27 22:19
アンコウ
Arturo さん、

オラーノとトンコフではなくオラーノまたはトンコフとイタリア人だったらどうだったんでしょうね? 

ランダというバスク人、なかなか気骨のあるやつみたいだし、記事にも書いたけど、来年はぜひアシストではなく、別チームのエースとして出てきてほしいですね。TTが今ひとつだけど、バルデよりはちょっと速いみたいだし、今年のツールの登坂力を見る限り、かなり期待できそうだけどね。

ベルナールは映像を見てないけど、幾つかの本を参考にすると、パンクで遅れてアシストが集団に引き上げ、道が狭いので前に上がっていくのに苦労している間にモテがアタックし、ロッシュらが反応した、と言うことだと理解しています。

ニフティの自転車フォーラムでは映像も画像も見られませんから、結果一覧だけでみんな勝手に興奮していましたね。インターネットもまだ普及してなかったし。。。しかも後半で1秒以下の差だったんですからね。しかし、あれももう前世紀の話なんですねぇ。当時盛り上がった人たちは今頃どうしているかなぁ。。。
2017.07.27 21:06
Arturo
アンコウ様
  長文失礼だなんて申し訳ありません。(これは本当は、「いつも土足でドカドカの如く、長文書きやがって!、」の逆説なお詫び!?。大変恐縮致です、、、)
  しかし、やっぱ現地じゃあ一応話題になったんですね。かなりナットク出来ました。
  まあ、整理すると
 1、やるのかやらないのか(ひっくり返し狙い)
 2、やったとして可能性は高かったのか?
 3、やったとして、ヒンシュクを買うのか?。
  まあ、
 1、は、前述のバネスト状態だったと言う事ですね。(出撃命令は出ず)
 2、はこれも前述していますが、まあ高くはなかったでしょうね。当然、相手は指をくわえている訳ではなく、ディフェンスする訳で、、、。先に書いた10年くらい前のレアケースは、当然ながらディフェンスに動いたのをその更に上を行く、職人芸なスプリント(アンコウ様の書いたスイスのケースと、所謂二人スプリントを同時に二つをきれいにやった。)でひっくり返した訳で、表彰台どころか、トップ10迄捜索範囲を広げても、最終日ひっくり返しはこれしか心当たりがありません。(勿論TT系は別)
 この時は、前述のとおり未だパリまで距離があったので、可能だったと言うのも、もうひとつの成功要因としてあったと考えられると思われます。(後ろのプロトン本体は、お祭り走行状態だった。その中から3人飛び出しスプリント。緑系の参加はなかったので、そっち系のカタもついていた!?)
 只、やった場合は作戦を考えれば必ずしも不可能ではなかったとは思います。当然、スプリンター系と高速巡航力のある人足を何人か借り出す必然性は最低でもあったろうとは思います。(英国人自身が動いたら、さぞかし面白い見世物になった!?視聴者ウケは確実!?瞬間視聴率も上がるので、France-TVもウエルカム!?。)
 3、については、過去相似例の提示がなかったので、これで終了にしようと思います。でも派生ネタとして、英国人のブーイングは、これまた別論点な話ですよね?FB見てたら、やっぱなあ状態で、「フルーム又してもヤクの力の勝利!」なんてのを見かけましたしで、(勿論、独語であろう筈はなく、仏語表記系でしたが、、、。こっちはこっちで根が深いね、、、、状態!?)
 でもね、「これ以上、憎まれ役やりたくない、」「何を申すか!。その方、スポンサーの出撃命令をなんと心得るか!。」な~んて展開だったら、もうプロ失格ですけどね、(笑)
 (つまり、ヒンシュクを買うリスクを取ってでも攻撃するか否かの判断は、結果、その企業のイメージダウンにつながるか否かの判断であり、選手ではなく、究極的にスポンサーが決めるもの、よく言われる、選手が動いたら監督のケイタイに電話が鳴り、中止命令が出る、、、、みたいな、、過去ここでもタピーの件だとかマペイの件だとか登場していますが、、、まあスポンサーありきのプロスポーツの基本ですよね、)

  でも、16秒差は、これは、もう、かなり不可能ですね。(ボーナスタイムを積算してももはや届かない)94年のセニューの再現を狙うしかない訳で、実際、この時点でも2位だった、90年のキャプッチが、やはり13秒(だっけかな?)のブローキングの差を聞かれ、「それはないね。(=全く懸念していない。)」と答えていたのを思い出しました。「なぜって、シャンゼリーゼはスプリントでカタがつくって決まってるしね。」とも。(セニューのケースは、ここでは未だ未来)

  不文律の件(紳士協定)も昔はなかった(それこそ画鋲をばらまいたりしてた?!。そう言えば事情は違うかも?ですが画鋲は92年にもあったか、、)ですが、アンコウ様の当該人物であるベルナールも、やっぱ、この前もチラッと書きましたが、ずいぶん前の投稿で触れたとおり、ベルナール自身は、逃げた連中の事はどうこう言っていませんでした。(90年のレモンの調子ではない、、、)まあ詳しくは昔の投稿又読んでください。

  79年のプロレス状態は、「此度は、我ら二人で一騎打ちを致すゆえ、助太刀も含め、その方ども、手出し無用。下々の者まで申し渡す。」状態だった!?。

  オラーノのスプリントはその前に書いたメルテンス同様、最終日ではありません。あの時は、「このまま行けば、最終日ミラノのスプリントが見ものだな。トンコフとオラーノ、オマエはどっちに張る?」みたいな冗談がプレスルームで聞けた、なんていうのを96年だったので、先に高田馬場で見せた1ページ2000円の記事(見せたのはツール版、覚えてる?)のジロ版に書いた記憶があるので結構鮮明に覚えています。
 しかし結果は、最終日前日の最後の山で、オラーノが崩れて実現しませんでした。
 でもニフティの盛り上がりって、このスプリント?。それとも1秒以下の件?両方?。マロスティカのTTでオラーノは区間、総合ともに、1秒(以下)届かなかった、、、あまりにドラマチック、の方だと思ってますけど、、、

 毎度の長文懲りずにどうもすみません。
2017.07.26 12:44
アンコウ
Arturoさん、

言い忘れた。96年のジロのコンマ秒差、当時ニフティの自転車フォーラムで大いに盛り上がったのを思い出しました。ただ、最終日じゃないよね?
2017.07.25 19:03
アンコウ
Arturoさん、

ん〜、まあ終わってしまったし、仮定のことなんでねぇ、結果知ってるし、エラそうに書きにくいところではあります。

ランダはスタート前に1秒差だけど表彰台狙うの?と聞かれて、質問者を笑い飛ばしたそうです。ただ、続けてチームが行けといえばやるかもしれないね、と。で、結局チームは行けと言わなかった。ただ、現実に行ったところでランダのスプリント力じゃあ、タイム取れる可能性は低かったでしょうけど。

そもそも過去40年間のツールで、最終日に3位以内での順位の変動は一度もないんですよね(除TT下記参照)。今、色々調べてみたんですが 汗)さすがに1秒差というのはないみたいだけど、数秒というのは何度もあるけど、その差が逆転はおろか、変化したことすらない。例えば去年の2位バルデと3位キンタナの差は16秒だったけど、最終日を終えても16秒。

Arturoさんもご存知の通り、ツールが最終日にひっくり返ったのは過去3回。戦後最初の47年ロビック(仏)がブランビッラ(伊)をひっくり返したのと、あとはヤンセンとレモンのTT最終日だけです。ロビックのケースはまあ、言いたいことはいっぱいありますので、もしかしたらそのうちブログに書くかもしれません。

僕が記憶にあるのは88年のデルガドの時に2位のロークスが逃げた例があるけど、あれはご存知の通り、いろんな意味で特殊なツールでした。ツールのパトロンがいなかったし、ドーピング問題で大揺れだったし。

79年のズーテメルクはねぇ。あれはどうだったんでしょうね? ちょっとプロレスじみてるような気がしないでもない?? イノーと二人で逃げようぜ、とでも口裏合わせてた?? 笑) 後ろの集団が完全に二人を逃したというのも現在から見ればなかなかありえないでしょうし。。。しかし真相はともあれ、あれはズーテメルクが逆転しなくてよかったですよね。結果的に。その後、陽性で10分のペナルティですから、もしズーテメルクが逆転していても、もう一度ペナルティでイノーの逆転という、とんでもない白けたツールになっちゃうところでした。

さて、ランダがやらないだろうという根拠は前に書いた通りですが、本当にブーイングを浴びるかどうかはやってみなければわかりませんから言いようがないし、その例も、過去になかったことだから挙げようがない 笑)

それでも、あえて付け足すと、フルームだって山ではブーイングの嵐でしたから、この上同じチームのランダがそんな憎まれ役になるだろうか、と僕は思ったわけです。

ただ、栗村さんがブログで書いているように、かつての不文律「ライバル選手のアクシデントにつけこまない」というのが近年崩れ始めているのでは?という話もあります。

そもそもコッピやバルタリの時代にはそんな不文律はなかったようで、相手のトラブルを利用してアタックするのは当然だったようですし、87年のベルナールに対するロッシュやモテらのアタックだってそうだったわけで、ツールの、最終日のシャンゼリゼのステージではTTは別にすれば、総合上位の選手は動かないという不文律も、今年は守られたわけですが、崩れてもおかしくはないのかもしれませんね。

おまけですが、ランダというこの選手、来年もフルームのアシストで行くつもりなのかなぁ。スペインのチームでエース張りそうな気がします。山岳ではあのインドゥラインのアシストのベルナールを思わせる強さでしたから。

長文失礼しました。
2017.07.25 18:54
Arturo
アンコウ様。
  それにしても、ここも意見の一致を見ないですね、、、。仮にそうなったとしても、僕の見解では、表彰台でブーイング、、、と言うのはないと思います。いつかの、メカトラ事件みたいなのとは話の本質が違う。
  端的な例としては、やはり、89年の8秒差の顛末が言えるでしょう。(あの時は、条件ははるかにシビア、今回はもはや、勝機は去って、3位より上はない状態。かたや当時は、順当に行けば、このまま勝利、それが最終日に本当にひっくり返された訳で、、、)今回とはケタが違うと思います。しかし、「バッキャロー!DHバーなんか使いやがって、そんなもんでフィ二ョンの勝利をかすめとりやがって!。」みたいな罵声は全く記憶にありません。(この前、高田馬場でも言いましたが、あの時奇しくも僕は”現場”に居ましたが、、、。)
 むしろ、もし今回本当にそうなったら、「けっ、結局土壇場で表彰台に上がる資格まで奪われやがって、攻撃が予測出来なかったのか!。」と逆ヤジのリスクもあったろうと僕は想像します。
 でも、実際はどうなったのか?誰か知ってる人に投稿もらいたいですね(笑)。多分ミゲールの頃のバネストみたいに、(マイヨージョウヌ以外は目もくれない)「いいよ、もう勝ったんだから、そのままパリに行かせてやれ。」状態だった!?。

 で、フィニョンがかつて(昔の90年NHKのインタビュー?)言ってましたが、「フランスのファン、と言うのは常に結果を求める。例え一回活躍しても、その後、鳴かず飛ばず足踏みをすると、(=期待を裏切る。自分がもろやっている!?。)その罵声には容赦がない。(これが例えばイタリアのファンとは、根本的に異なる。一回活躍すれば、その後も、常に敬意をもって扱われる。パンター二!?)」との事でした。
  逆にアンコウ様にヤボ攻撃のブーイングの例を聞きたい気持ちもします。

  それとスプリント狙い(=ボーナス狙い)と言うのは、前述以外僕の時代、かつグランツール、ジロでも記憶にあります。96年のジロですが、オラーノがマリアローザ狙いで中間スプリントに参加しました。この時はタイム差が1秒以下つまりコンマ、、、しかなかった。「お!やるじゃん!、コイツ本気だ!狙いに行ったぞ!、」と、当時プレスルーム内が一瞬(映像に釘付け)盛り上がったのを覚えています。

  トップ2が、1秒差でパリに入ったら、79年みたいな映像が見れる?!(でも、あの時は前述の”パトロン”イノーの時代だからああいった演出が可能だった!?。
2017.07.25 17:35
アンコウ
Arturoさん、

ま、結果はご存知の通り。いや僕が顰蹙といったのは、フランス中の期待を背負うバルデに最終日にいくら1秒差とはいえ、逆転を狙いに行ったら、表彰台でブーイング浴びるだろうという意味です。

ツール・ド・スイスなど、短いステージレースだと、秒差のことはよくあるから、それこそ最終日もスプリント賞狙いのアタックがあるでしょうけど。

87年、ハンプステンが2位のサンダーバード・ヴィネン 笑)に1秒差で最終日。ヴィネンがスプリントポイント賞のタイム狙いでスプリントを仕掛けたら、ハンプステンのアシストのロン・キーフェルがほんの数センチ差で先着してヴィネンにタイムを稼がせなかったことがありました。ビデオで見たことがあります。

まあ、ツールでもし総合が1秒差でシャンゼリゼになったら、どうでしょうかね? ちょっとどうなるか見たいという気もしますね。
2017.07.25 16:32
Arturo
アンコウ様
  それと、これも書き忘れですが、表彰台の一角を手に入れる為に、スプリントポイント狙い(=ボーナスタイム狙い)に走ったとしても、僕は何らヒンシュクは買わないと思います。パンチを出した、ヘルボースマッシュをやった、ボトルを投げつけた、等の行為と違い、れっきとした勝負の世界での行為と考えます。やるか、やらないかは、この場合勝算が立つか立たないか?の問題と考えます。」
 78年のジロ、ポイント狙いに走ったメルテンス、その事自身は別に問題じゃあないでしょう?(ちょっと論点違うけどね、、、その裏のボーナスタイム狙い、、と言う点では相似化出来る?)
2017.07.24 01:10
Arturo
アンコウ様
  まあ、でもそうですね。神様のおくりものがアンコウ様の嗜好に合うか否かは別問題ですね。しかも一寸クリックしてみましたが、最後まで見ようとすると完璧に明日の仕事に差し支える夜ふかし行為は必至ですね。

  あとクリックついでに見てみると、今回スプリントポイントは、パリの周回の一回しかないので(勿論、名目上はゴールもあり。)、戦略的には、仮にやるとすれば、ここでしょうね。しかし相場では、この時点で周回テレビカメラ写り狙いのアタック集団が結成されているので、このアタックに乗る必要がありますね。ここを観察するのが、さあやんの?みたいに、この手の番組を見る上でのポイントのひとつ、と言うのが僕の嗜好ではあります。
 ここまで来ると、もはや余談ですが、先に10年くらい前にあったんじゃあ、と書きましたが、この時はパリに入る前に、やはりポイントがあり、ここを(もう誰か忘れました。誰かの投稿を待ちましょう。)6位(7位だったかもしれない。)の選手がボーナスタイム狙いのスプリント。しかし、この場合はタイム差は1秒よりもうすこしあった。そこで、)6位、5位同士の攻める方と守る方のスプリント。見ごたえのあるスプリント、そして絶妙なスプリント(アシストも一人参加、これが凄い!。)。この微妙なスプリントを見て、これぞプロの仕事!と感動した記憶があります。(このアシストが鮮やかにマシンを投げた二人の間に割り込み、結果、6,4,2で、4秒差をエースに獲得、ここに順位が入れ替わる。しかし、その間は数センチの世界!)だから覚えている!?。まあ、今回は1秒差なので、そんな凝った事をする必要はないでしょうが、、。

 でもね夜ふかししてまで見るものかどうかは別物ですよ。僕も(見れても)見ません。(正確には見ない、じゃあなく見れない、ですが、、、笑)

 でもね、よく見たら、4位の男は、よく見たら、英国人と同じチームだから、英国人はもう安全圏と言う事で、「攻めていいよ。(アタック乗れば?)表彰台
ワンスリーフィニッシュも悪くない。なんだったら、何人か、人足使っていいよ。」となる可能性はある!?。
 只、獲れるか、否かは、ちょっと難しいでしょうね、、、。
 (なに一人で盛り上がってんだよ!状態?!)
2017.07.23 22:58
アンコウ
うんむぅー、ここで最終日にランダがスプリント賞狙いで1秒差をひっくり返しに行ったら、結構顰蹙買うんじゃないかなぁ。そもそもランダってスプリント力なさそうだし 笑)

僕としてはもう終わったもので、シャンゼリゼで誰が勝つかだけしか興味はないかなあ。 デーゲが勝つといいけど。。。と言いながら、今日は寝ます 笑)
2017.07.23 20:58
Arturo
アンコウ様
  いや、そうじゃあないです。この現在3位のこのフランス人のツールは未だ終わっていない、つまり、4位とは僅か1秒!!。つまり現時点で、パリの表彰台の資格は確約されていない、と考えた訳です。
  僕の曖昧な記憶では、僕が以前評価したボーナスタイム(廃止)が復活しているとの印象があります。よって、本来凱旋パレードの筈のコースも特にスプリントポイントも、(緑の決着がついていれば尚更、、、)
  何年か前(でも10年くらい昔?)最終日に順位入れ替え、と言うのがあった記憶があります。(トップ5辺りで、、)1秒なら狙わない手はないでしょう、、、。今回それ以来となるか?。
  で、最終日も目が離せませんね?。(極論を言えば、最後の最後のゴールのスプリントまで解らないですが、これはパリのゴール狙い選手たちと競合するので可能性は低いでしょうが、、、)と言いたかったワケです。。
2017.07.23 12:58
アンコウ
Arturo さん、

うん、まあ、そうなんだろうけど、ただ相手のスカイのアシスト人は元世界チャンプのクヴィアトコフスキとか総合4位だか5位だかのランダなんかがいるので、あれは無謀だろうと思ったわけですが、まあ、よくわからないです。

え? TTの結果でバルデは2分以上離れちゃったよ?? むしろコロンビア人のウランが1分以内にいるけど、まさかシャンゼリゼでアタックするとは思えないから、これで終わりでしょう。ハラハラするのはむしろスプリント。デーゲンコルプが優勝しないかな、と。やっぱり人差し指を切断しそうな大怪我の影響は大きいだろうし、今回のツールではコンタのアシストしなければならなかったみたいだし、落車に巻き込まれて傷んでるみたいだし。グライペルのシャンゼリゼ連覇もいいな、と思うけど、ちょっと今回は力が落ちたかな。
2017.07.23 11:21
Arturo
アンコウ様
  それと書き忘れですが、TTの結果アクセスして見たら、このフランス人未だツール終わってないじゃあないですか!。
  これはアンコウ様も、最後までハラハラ出来るかも?。最後の最後まで、レース終了まで解らない!?。神様がくれた、ささやかなプレゼント?!
2017.07.23 01:30
Arturo
アンコウ様
  だとすると、前述の可能性は留保されますね。と、これ以上は見ていない以上、言えませんが、、。

  その前提の憶測ですが、早い段階で、アシストを消耗させてでも、英国人のガス欠を狙った。潰す事が出来れば、こっちの勝ち、それが出来ず、アシストを失うだけに終われば、こっちの負け。(まあ、こうなった以上、これにのっとったら負けとジャッジせざるを得ないでしょうが、、、)
  いずれにしても、もう後がない以上、(何もするにしても)やるなら早くやるしかないでしょう。終盤でアタックして、20秒稼いでも、オマエ焼け石に水じゃんかよ!状態なのだけは動かない!?。(で、さっきは無謀なパンターニのアタックに重ね合わせた次第です。以前も使った表現。この上は、ホームランか三振か、みたいな走り、作戦。)
  仮に、この通りだったとしても、可能性を模索した、と言う点では、個人的には評価したいですね、、、。
2017.07.23 01:23
アンコウ
Arturoさん、

今年はフルーム、あまり強くなかったという印象です。これで目一杯なら、来年の総合優勝はかなり危ないという気がしますが、まあ、それはわかりませんね。

いや、AG2Rはアシストが4人いたんだけど、峠の入り口からスピードを上げて、峠の中ほどでアシストを使い切ってバルデ一人になったのでね。その時点でスカイのアシストはまだ2、3人いたから、ちょっと早すぎないか、と思ったわけです。
2017.07.22 12:58
Arturo
アンコウ様
  ちなみに昨日は同じサープライスはなく、僕は全く見ておりませんが、結果、想定内に終わったと言う事でしょうか?。
  英国人は勝っても、タイム差はそうでもなく、これは5勝クラブに入る権利は留保した、と言う事ですかね?。ちょうどアンクティル、ミゲールの5勝目(それまでよりタイム差が短い)、そしてメルクスの5勝目(ジロ)みたいに勝利を積み重ねた終わりの頃の勝利は圧倒的なタイム差を取らず、体操の内村君の「(今後も)0.01差を取れるようになりたい。」ではありませんが、5勝クラブ入会のハードル、宿題として今回は残した、とそんな感じですかね。(未だ終わってないので、勝負は下駄を履くまで解らない、に反しますが、、、)
  早い段階でスピードアップ、、、の件も、見ていない僕に語る資格はありませんが、当然何らかの思惑はあったと見るべきでしょうね。単純に想像しても、00年ツールのモルズィンの、パンターニの無謀すぎるアタックではありませんが、ふるいにかける狙いがあったとか?。一発逆転を狙うには、ある種の最後のかけは不可欠、仮に英国人のガス欠が露呈されれば、あの攻撃は成功だった、と言えるだろうし、、、まあ120%憶測でしかありませんが、、、、。
2017.07.21 12:59

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アンコウ

アンコウ
**********************
あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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