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ゲシュケのインタビュー

2017.05.23.21:48

すでに第16ステージ、モルティローロを超えて、チマコッピのステルビオ峠(シュティルフザーヨッホ)の登りに入りました。天へ向かう階段とも言われるジグザグがすごいですね。この峠はアルプスで3番目に高い峠ですが、ツールで出てくる1位と2位のボネット峠とイズラン峠が、伝説の面でもレースに出てくる回数でも、いまひとつパッとしないのに比べると、ステルビオはずっと伝説に彩られている峠です。

さて、rsn ではトム・デュムランのアシスト、拙ブログの贔屓選手の一人、ジーモン・ゲシュケにインタビューしています。

rsn: 今日のクイーンステージでの君の役割は?

ゲシュケ: プロフィールを見るとそんなにたくさんのシナリオはないよね。戦いになるね。できるだけトムのそばにいること、単純にそれが目標だよ。マリア・ローザがいるチームとしては、大して戦略的なバリエーションはないよ。逃げに一人送り込むことができればいいけど。トムが孤立することだけは避けたいよ。

rsn: 普通なら怪我で降りたヴィルコ・ケルデルマンが最後までデュムランと一緒にいる役割だよね。彼の役割は誰が果たすの?

ゲ: ヴィルコみたいな選手の替えはそう簡単にはいないよ。彼のいない分をなんとかしなくちゃね。でもローレンス・テン・ダムが山では同じぐらい強いからね。ツールでもすでにトップテンに入ったし。ローレンスもこのところ調子がいいのがわかっている。もし、今日のステージで最後の山までトムのそばについていられなかったりしたら、それこそ、驚きだよ。

rsn: これまで、モルティローロとステルビオはどのぐらい走っているの?

ゲ: 両方ともいい思い出はないね。モルティローロは2年前に最下位だったし、ステルビオは3年前には雪だった。今日はもっと良くなるといいね。

rsn: それでも楽観視しているのかな?

ゲ: 僕らにはマリア・ローザがいるんだ。このマイヨを着てれば翼が生える。普通のステージとはモチベーションがまったく違うよ。普通なら逃げに乗って、失敗したらグルペットで明日に備えるって思うところだよ。

rsn: 今の時点でサン・ウェブがマリア・ローザだと思っていた?

ゲ: 思ってなかった! 冬から、トムがここで総合争いができるだろうとは思っていた、常にそれを意図していた。でも、こんなにうまくいき、トムがタイムロスせず、しかもステージも2勝するなんてね。思ってなかったよ。あと少しこのままうまくいきたいね。

実際はもう少し長いんですが、今日のステージとあまり関係ないので、ここまでにします。ステルヴィオももうすぐ頂上です。

しかし、すでに、tiz ではグッバイ、ジーモン・ゲシュケと言われてます 笑)し、逃げに乗っていたテン・ダムもいなくなってます。まだ80キロ以上あるけど、このあとどうなるんでしょう。トム・デュムラン、孤立しなければいいんですけど、でも最悪、キンタナマークですかね。

…追記23:10
あるふぁさん、トム・デュムラン、またココア一気飲みしたんでしょうか? 



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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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