すでに第16ステージ、モルティローロを超えて、チマコッピのステルビオ峠(シュティルフザーヨッホ)の登りに入りました。天へ向かう階段とも言われるジグザグがすごいですね。この峠はアルプスで3番目に高い峠ですが、ツールで出てくる1位と2位のボネット峠とイズラン峠が、伝説の面でもレースに出てくる回数でも、いまひとつパッとしないのに比べると、ステルビオはずっと伝説に彩られている峠です。
さて、rsn ではトム・デュムランのアシスト、拙ブログの贔屓選手の一人、ジーモン・ゲシュケにインタビューしています。
rsn: 今日のクイーンステージでの君の役割は?
ゲシュケ: プロフィールを見るとそんなにたくさんのシナリオはないよね。戦いになるね。できるだけトムのそばにいること、単純にそれが目標だよ。マリア・ローザがいるチームとしては、大して戦略的なバリエーションはないよ。逃げに一人送り込むことができればいいけど。トムが孤立することだけは避けたいよ。
rsn: 普通なら怪我で降りたヴィルコ・ケルデルマンが最後までデュムランと一緒にいる役割だよね。彼の役割は誰が果たすの?
ゲ: ヴィルコみたいな選手の替えはそう簡単にはいないよ。彼のいない分をなんとかしなくちゃね。でもローレンス・テン・ダムが山では同じぐらい強いからね。ツールでもすでにトップテンに入ったし。ローレンスもこのところ調子がいいのがわかっている。もし、今日のステージで最後の山までトムのそばについていられなかったりしたら、それこそ、驚きだよ。
rsn: これまで、モルティローロとステルビオはどのぐらい走っているの?
ゲ: 両方ともいい思い出はないね。モルティローロは2年前に最下位だったし、ステルビオは3年前には雪だった。今日はもっと良くなるといいね。
rsn: それでも楽観視しているのかな?
ゲ: 僕らにはマリア・ローザがいるんだ。このマイヨを着てれば翼が生える。普通のステージとはモチベーションがまったく違うよ。普通なら逃げに乗って、失敗したらグルペットで明日に備えるって思うところだよ。
rsn: 今の時点でサン・ウェブがマリア・ローザだと思っていた?
ゲ: 思ってなかった! 冬から、トムがここで総合争いができるだろうとは思っていた、常にそれを意図していた。でも、こんなにうまくいき、トムがタイムロスせず、しかもステージも2勝するなんてね。思ってなかったよ。あと少しこのままうまくいきたいね。
実際はもう少し長いんですが、今日のステージとあまり関係ないので、ここまでにします。ステルヴィオももうすぐ頂上です。
しかし、すでに、tiz ではグッバイ、ジーモン・ゲシュケと言われてます 笑)し、逃げに乗っていたテン・ダムもいなくなってます。まだ80キロ以上あるけど、このあとどうなるんでしょう。トム・デュムラン、孤立しなければいいんですけど、でも最悪、キンタナマークですかね。
…追記23:10
あるふぁさん、トム・デュムラン、またココア一気飲みしたんでしょうか?

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