いやあ、最近では滅多に見られない勝ち方でしたね。残り2キロ以上あるところで先頭に出たボーラのペストルベルガー、本来ベネットのけん引役だったはずなのに、ちょっと後ろが中切れしたところからスピードを保って差を開き、逃げきっちゃいました。
あの瞬間、ペストルベルガーは3番手だったのに、前の二人が同時に脇へ退いてしまって、ひょっと前に出たら、ちょっと後ろが開き、その後、ペストルベルガーは後ろを気にしながらけん引していたはずなのに、後ろが離れたままだったので、そのまま行っちゃいましたね。
後ろは明らかにペストルベルガーを甘く見てましたね。多分スプリントチームが列車組織のために追走するのを後回しにしたんでしょう。
昔はスプリンターの鼻を明かすようなロングスパートで勝つ選手は結構いたんですが、スプリント列車のシステム化と役割分担がはっきりしたため、こういう勝ち方は滅多になくなりましたよね。
ペストルベルガー、むろんボーラの選手だし、ドイツ語圏の選手なのでマークはしてたんですが、こんな大勝利でプロ初勝利を挙げるとはねぇ。ボーラとしては山岳賞もベネデッティがとり、万々歳です。過去オーストリア人のマリア・ローザはいたのかなぁ?

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