昨日は the アートシアターという企画の第一弾、ビクトル・エリセの「ミツバチのささやき」を見てきました。最初に見たときは、この手の映画としては評判が高くて連日満員になったのでした。私も立ち見で見た記憶があります。その後も、何度か映画館で見ていますが、今回は多分20年ぶりぐらいです。
この映画についてはすでに一度ここでも書いたことがあるので、細かいことは書きませんが、見終わって、やっぱり自分の幼年時代の古い記憶の中で、不思議だったことを思い出したりしましたね。主人公のアナにとっては人生が始まったばかりで謎に満ちていて、そんな謎の中でも一番の謎は「死」なのでしょう。
5時からは同じエリセの「エル・スール」も上映されるのですが、こちらは夜の予定があってパス。その夜の予定というのが、性懲りも無く友川カズキのライブでした。友川さんの歌に「エリセの目」という曲があって、心密かに、もし今夜のライブでこの曲が歌われたら、絶対いいことがあるに違いないと、子供じみた願掛けのような気持ちでいたんですが、なんと!歌ってくれましたよ!! 笑)
「見えるものからしか見えないものは語れない」
ライブ終了後の打ち上げにも、例によって図々しく参加。深夜バスでの帰宅と相成りました。満腹感一杯の1日となりました。


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