ネルツ、ヴェークマン、ゲルデマンに続いて、ツィオレクも引退を公式に発表しました。まだ30歳。まあ、そうだろうとは思っていたけど。まだ10代のアマチュア時代にツァベルらを破ってドイツチャンピオンになり、その後U23でも世界チャンピオンになって、鳴り物入りでドイツテレコムに加入して、次世代を担うスプリンターになると思われたけど、結果的に見れば、あの頃の期待ほどには活躍できませんでしたね。
サガンやカンチェラーラを破って優勝した2013年のミラノ〜サンレモが飛び抜けた成果でしょうか。ブエルタでも一勝してるみたいだけど、これは全く記憶にないないあ。10年のプロ生活で20勝だそうです。
若くして有名になり、あまりに大きな期待を背負い過ぎてしまいましたかね。しかも寡黙なタイプだったし、どちらかといえば陰気なドイツ人という感じで、どうも印象がクラいし、成績も、え?こんな程度?っていう感じですが、あの頭を上下に激しく振るスプリント、冷静に見ると、カックンカックンって感じであまり格好良くないんだけど、個性的でした。
個人的には2009年の宇都宮のジャパンカップできてて、最初の集会で頂上を集団の一番後ろで登ってきて、あ、ツィオレクだ、ゲラルト〜と叫んだんですが、叫ぶのに夢中で写真を撮れず、次の周回ではツィオレクをマークだと思ってたら、ツィオレク選手、膝の痛みのために1周でリタイア、と言うアナウンスがきこえてきたのでした。おかげで、あの時のミルラムの選手達、ツィオレクだけ写真がありません。
しかし、ネルツもヴェークマンもゲルデマンもツィオレクも、そしてまだ正式に引退表明してないけど、所属チームの見つからず、シクロクロスに転向しているパウル・フォスもみんなミルラムがらみだったのね。その絡みでまだ元気でやってるのはフレーリンガーだけだなぁ。
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