
引退したヴェークマン、ファンクラブの主催者イザベレ・テーブリッゲさんのインタビューに答えたようです。
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ファビアン、10月3日のミュンスターラント・ジロで、地元のファンを前に15年にわたるキャリアの中で最後のレースを走ったわけだけど、その時点ですでにプロ生活を終えることを決めていたの?
ヴェークマン: うん、これが僕のプロとして最後のレースになると思っていたよ。だから今回は地元のファンの前で中央広場を通過するときには、特に嬉しかったね。
世界最高のレースにいくつも出場したわけだけど、20年の思い出の中で今でも思い出せる「一番変な」レース体験はなんだった?
ヴェ: おお、そりゃあいくつもあるよ。道路が封鎖されてたりとか、路上に牛や馬やヤギがいて農夫が怒り狂ってたり、雪でレースが中断したり、沿道の熱狂的なファンのとんでもない着ぐるみとか。

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https://twitter.com/FabianWegmann/status/313597334015582208/photo/1(雪で中断した2013のミラノ〜サンレモの時はこんな風体になりました笑)
あなたは小さなレースにもよく参加して、優勝したりしてたわ。小さなクリテリウムレースって好きだったの?
ヴェ: そういうレースは競技としてというよりも、ファンとの交流が楽しみだったんだ。そういう小さなレースだとファンとの時間がたっぷりあるからね。大きなレースではなかなかそうはいかないよ。
15年もプロスポーツマンとしてやってきて、今はきっと、特に栄養の面で気をつけなくちゃならないわね。今は特にクリスマスの時期だし、何が最も楽しみかしら?
ヴェ: ハハハ、僕は食いしん坊だからね。何よりクッキーが大好きなんだ。今はいくら食べても良心の疚しさを感じなくて済むね。それとホットワインもたくさん飲める。
今、ドイツの自転車界は大きな変換点にあると思うんだけど。来年のツールはデュッセルドルフスタートだし、ドイツツールも復活した。ドイツの自転車界の将来はどうなるかしら?
ヴェ: 自転車競技の将来は明るいと思うよ。自転車に乗る人がどんどん増えてるし、それはホビーレースの参加者の増加を見ればわかるよね。デュッセルドルフでツールがスタートすることは、ドイツでの自転車熱を高めるのに大いに貢献するだろうね。今はお金も若手育成のために使われているし、これがドイツの自転車競技の将来を安定させることにつながっている。これが大切なことだよ。
チーム・シュテルティングでは、今年あなたは若い選手の指導役も務めたと思うけど、あなたの目で見て、若い選手たちがさらに伸びていくためには、何が必要かしら。
ヴェ: ドイツにワールドツアーチームが二つも出来たことは素晴らしいことだよ。でも、重要なのは、ドイツに良いコンチネンタルチームやプロコンチームがあることだ。シュテルティングがなくなってしまったことで、このシステムに穴があいてしまった。ワールドツアーチームにすぐに行けるわけではない若手選手たちは、このおかげで外国のチームに行かなければならなくなるんだ。近い将来、希望に満ちたプロンコンチームが再びドイツにできることを願っているよ。若手がもっと伸びるように、ジュニアやU23のレースがもっと増えることも大切だね。
最後に大切なことを一つ。5年間あなたのファンクラブを主催してきて、フランスやイタリアや、世界中にヴェークマンのファンがいることがわかったわ。将来もあなたは自転車競技と関わっていくつもりかしら?
ヴェ: 絶対そうしたいね。自転車競技には大きな情熱を傾けているんだ。来年もレース会場にはいるつもりだよ。ただ、どんな形でかは、残念だけどこの場では開かせない。でも、まもなくまたお会いしましょう。
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うーむ、自ら食いしん坊と言い、クッキーと甘いホットワインが楽しみだそうで、来年のレース会場に現れるヴェークマンのシルエットがどうなっているか。。。。
最後に、イザベレさんに感謝。

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