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デーゲンコルプ、今年の総括

2016.12.28.12:08

というわけで拙ブログが紹介したい rsn の総括シリーズ、今回はデーゲンコルプです。

何しろ一月のトレーニングで骨折だけでなく、ブレーキや変則に大切な人差し指がちぎれかけるという大怪我を負ったから、春先のミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベは連覇どころかスタートすることすらできませんでした。五月あたまの絵シュボルン〜フランクフルトでカムバックしたものの、まずはリタイア。

「でも、あそこでたくさんのファンや友人が沿道で僕を応援してくれて、リタイアしたのを残念がっているのを見ることができた。あれは僕を、再びレースに戻り、もっとハードに走らなくては、という気持ちにさせてくれた。」

その後少しづつ調子を上げていきます。カリフォルニア一周ではステージ5位、クリテリウム・ドゥ・ドゥフィネではステージ8位と着に絡んできて、なんとかツールには間に合いました。でも内容的にはステージ4位が2回だけ。

そして、やっとノルウェーの北極圏レースで今シーズン初勝利を挙げます。このレースではその前に2位が2回あったので、調子は良かったんでしょう。競り勝った相手もクリストフやデマールですから、ほぼ本調子に戻ったと言えるのでしょう。その後のハンブルクのサイクラシックスで2位になり、今シーズン初のワールドツアーレースでの表彰台。

これで世界選にも選ばれ、直前のミュンスターラントジロでは優勝もして、キッテル、グライペルとともにドイツ人スプリンターのうちの誰かがアルカンシェルじゃないかと期待したんですがね。TVでは写ってなかったけど、横風で分断した後、デーゲンコルプは先頭集団に追いついたらしいんですけど、その直後にマシントラブル(パンク?)で遅れたそうです。

「残念だったけど、これが自転車レースってもんだよ。何れにしても僕の復帰に関わってくれたみんな、友人や、特に僕の家族にはいくら感謝してもし足りない。」

来年は5年在籍したジャイアントからトレック・セガフレドへ移籍し、引退したカンチェラーラの後釜に座るようです。

「ファビアンの業績には大きな敬意を感じている。僕自身もパリ〜ルーベとミラノ〜サンレモの二つのモニュメントに勝った者として、来年以降も精進を重ね、もっと他のレースに勝利を重ねていきたい。それだけにファビアンの姿は僕にとって励みになる。プレッシャーはいつでも感じている。それは常にあるよ。そういうもんだよ。そういうプレッシャーとうまく付き合っていかなくちゃね。

まずは春先のレースに焦点を当てたいね。ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベは楽しみにしてるけど、ベルギーのクラシックはどれも楽しみだ。特にツール・ド・フランドル(ロンデ・ファン・フラーンデレン)は勝ててないからね。

それからもちろんツールだ。今年のグラン・デパールはドイツだからね。ステージ優勝したことないし。それとノルウェーの世界選。コースはそれほど悪くなさそうだからね。」

ということですが、個人的にはやっぱりフランドルとルーベの連勝を狙って欲しいですねぇ。ミラノ〜サンレモもツールのステージ優勝もいらないから、この春のクラシック二つと世界選の優勝。これがプロデビュー前からデーゲを応援する拙ブログの願いであります 笑)



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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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