
©
http://www.cyclingmagazine.de/2016/12/15/interview-fabian-wegmann-ueber-siege-traenen-kollegen-und-veraenderungen-im-radsport/ということで、Cyclingmagazine.de に載っていたインタビューの第三弾。
……
あなたはドーピングスキャンダルが多発した時代にプロになったわけだけど、チームメイトの例えばシュテファン・シューマッハーやダヴィデ・レベリンもドーピングしていた。16年前より今の方がプロになるのには良かったんじゃない?
ヴェークマン: それは選ぶことはできないもん。生まれた時代に生きるしかないよ。後知恵ではいくらでも言えるけど、その時代に生きてきたんだもの。なんだかんだ言ったって、僕にとってはいい時代だったし、勝つこともできたんだからね。
チームメイトがドーピングしていたことを知った後、そのチームメイトとの関係は変わりましたか?
ヴェ: 人間的に失望させられたんだから、難しいよね。僕自身は誰でも再チャレンジできるとは思うけど、でもね、難しいよね。
今16年間を振り返って、自転車競技で最も大きく変わったところは?
ヴェ: ずっとプロフェッショナルになったよ。僕達のゲロルシュタイナーのチームが初めて専用コックを帯同させたんだ。今ではそんなの当たり前だよね。レースに関してだって、以前はレースを調整レースとして走ることができた。今ではどのレースも重要だから、そんなことはできない。今ではすべてのチームにトレーナーがいる。昔はいなかったよ。トレーナーが必要だと思ったら自分で探さなけりゃならなかったんだ。あるいはスカイのツールでの走り方を見れば、彼らは最初からフルームが勝つことを想定しているんだ。
今では逃げグループが逃げ切ることもほとんどなくなった。多くのチームは、自分のところに勝ちをあてにできるスプリンターがいなくても、トップテンを狙って逃げを潰しにくるんだ。
以前は違っていて、おそらくは自分で考えて走っていたと思う。今日ではレースはほとんどコントロールされている。僕自身は逃げグループに乗って、そこから勝つのをパターンにしていたから、もちろんこういうのは嫌だよね。
当時はiPadでグーグルマップを見ることはなかったから、あらかじめコースをしっかり見ることはできなかった。経験と勘が頼りだったんだ。今日ではそうではない。日常生活でもそうだけど、本当に大きく様変わりしたよね。そうじてよりプロフェッショナルになったんだ。
あなたの息子さんが数年してプロになりたいと言い出したら、あなたは彼に何と言いますか?
ヴェ: まずはそこに座ってよく考えろ、だね。いやいや、彼がやりたいなら、それは何でもやればいいさ。今は彼は宇宙飛行士になりたがっている。それももちろんいいよね。自転車のプロ選手がどんなものかは自分の肌身で知っているからね。何よりもこの競技を愛し、何としてでもやりたいと思わなくちゃね。そうじゃないとうまくいくはずないからね。
今後はどうするのでしょう?
ヴェ: やりたいことはたくさんある。でも今ここで話すわけにはいかないよ。でも自転車競技の世界に戻ってきたいと思っている。ドイツでこの競技がより盛んになるように役に立ちたい。僕の新しい仕事がはっきりすれば、水ぐにお知らせするよ。
……

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/2757-99c390d0