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ネルツの記事(南ドイツ新聞)

2016.11.06.00:00

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南ドイツ新聞の記事です。全訳して問題あるかどうかわかりませんが、なんか言われたら削除します。でも、いまひとつはっきりしない記事ではあります。ただ、ネルツの健康状態は頭の強打によるもののようです。

……
ドミニク・ネルツはドイツの自転車競技界でもっとも期待された選手の一人だった。しかし多くの落車で頭を打った結果、今は散歩をすることしかできない。27歳で。

(マテイアス・シュミット記者)
ドミニク・ネルツは語る。しばしば自分が地上10階の開いた窓の出っ張りの上に立っているみたいな気持ちになった。これが彼の過去数カ月の内面の葛藤を表現するために選んだ強烈な比喩だ。彼にはそれがわかっている。しかしこのイメージは彼が感じている状態を最もよく表している。「こんなのっぴきならない状態にあって、誰かに何か納得してもらおうとしても無意味だ」とネルツは言うが、この比喩があまりに突飛なものだということはわかっている。彼は静かにこう付け加える。「僕は自分の人生をお終いにしたくなかったんだ。」

ドミニク・ネルツは数日前からもうプロ自転車選手ではない。彼は辞めなければならなかったのだ。27歳で。決して自由意志で決めたわけではなかった。健康上の問題が彼からその職を奪った。ドイツのチーム、ボーラ・ハンスグローエのキャプテンは最初は何としてでも走り続けるつもりだった。絶対にアンドレアス・クレーデン以来のツール・ド・フランスでトップテンに入るドイツ人になりたかった。クレーデンは2009年に6位になっている。だから、ネルツは医者の忠告を無視して競技を続けることもできたかもしれない。「誰も僕に辞めさせることはできなかっただろう」と彼は穏やかに語る。何ヶ月も彼は自分だけで考え続け、とうとう10階の窓から地上階へ再び降りることを決めた。彼は、自分の肉体が、期待できるようなパフォーマンスを、もう許してくれないことに気がついた。「僕はこの早い引退でまだまだ色々苦しまなければならないだろう」とネルツは考えている。「だって僕の最近の全人生をパアにしちゃったんだから。」

彼のこれまでの人生は自転車一色だった。自転車が彼の行動、思考、1日のサイクルを決めてきた。要するに全てを決めたのが自転車だった。それゆえに、非常に長い間こうした生活に縛られてきた。アルガウ生まれのネルツは、不安もなく、痛みも我慢し、強い野心を持っていた力にあふれたアスリートでも、ボロボロの若者になりうるのだという典型例である。「完全に治るまでは、一年以上かかるだろう」と今、彼は言う。彼の場合、何よりも落車の数が早期の引退につながった。しかし、正確な病状については、彼は語ろうとしない。「それは僕のプライベートなことだ」と言う。推察するに、頭痛、めまい、方向感覚の混乱が日常的に彼を苦しめているようだ。

去年だけでも彼はレースで6、7回落車して頭を打っている。「もうそんなに正確には覚えてないよ」と言っているが。最悪の落車はドゥフィネで起きた。クイーンステージで、彼は照明のないトンネルでノーブレーキで壁に激突したのだ。幸運にも骨折はなく、膝の打撲で、擦過傷はすぐに治ったが、頭に目に見えない損傷を受けた。彼はそれを気にせず、次のステージも走り続けた。続くツール・ド・フランスで、二回落車で頭を打った。そして肋骨にヒビも入った。しかしその後も走り続け、胃腸炎になってついにリタイアした。

この長期にわたる肉体の酷使をネルツは後悔している。「僕はもっと頻繁に自分の内なるシグナルに耳を澄ますべきだった。あの時、絶対にツールには出てはいけなかったんだ」と彼は言う。しかし、プロ自転車選手に落車のような痛みやタイヤ交換はついてまわるものだ。「境界線を引くのは難しい。だって僕らはいつでも最大のパフォーマンスを出したいし、それで自分に常にプレッシャーをかけてきたんだから」そうネルツは言っている。
……

ヘルメットをしていても、やっぱり高速で落車すれば危ないんでしょうね。ただ、1年にせよ2年にせよ、完全に治して復帰というのはありえないのかなぁ? この記事には続編があるようですので、また明日にでも。



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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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