拙ブログとしては悲しい、とても悲しいニュースです。昨日まではググっても新しいニュースが全くヒットしなかった Dominik Nerz が、今朝はドイツ語は当たり前にしても、オランダ語、フランス語、イタリア語。。。と次々にヒット。全部引退のニュースです。
まだ若いし、大活躍はできなかったとしても、いつか大きな勝利を挙げるのではないかと、期待していたのは拙ブログだけではなかったはずですが。。。
世界戦ではドイツ人選手の若手が頑張っている一方で、まだ27歳になったばかりなのに、ネルツ、健康状態が回復せず引退を決意したようです。
このところ、レースにも出ないし、出てもグルペットやリタイアが多く、ボーラとの契約も切れるのに何の情報も出てこないし、タイプとしてやっぱりステージレーサーだから、どこかの小さなチームのエースになるか、それとも山岳のアシストに戻るのかなぁ、と思っていながら、ひょっとしてあっさり、きっぱり、引退しちゃう可能性もあるかも、と不安に思っていたんですが、心配が当たってしまいました。
「僕にとっては非常に辛い一歩だ。プロレース界に別れを告げるのはもちろん簡単なことではないだろう。しかし、集中的な医学検査の結果、他に選択肢はない。」
以上はボーラが伝えたネルツの言葉だそうです。あちこち検索すると、診断結果は公表されていないそうですが、ボーラの監督のラルフ・デンクはこんなことを言っています。
「彼も我々も、何が悪いのかわからないんだ。ある日突然トップクラスの走りをしたと思うと、翌日はジュニアのレベルになってしまう。才能はすごいのに。原因がはっきりするのには、多分まだ何ヶ月もかかるかもしれない。」
これはツール前にも言われていましたから、結局、未だにわからないんでしょう。
うーん、ブフマンなんかが出てきたとはいえ、今でもまだドイツではナンバーワンのステージレーサーだと思うんだけど、健康が結局回復しなかったわけです。
拙ブログでは、ちょうど始めたばかりの時に
ネオプロとして春先のレースで上位に入り、その後も
フランクフルトで2位になったり、ブエルタで二年連続トップ20入り、しかもあの
アングリルで6位になったりして、
ボーラへエース待遇で入ってきた時には大いに期待したんですが。。。結局、ボーラの二年は怪我と病気に苦しめられちゃいました。
今年のクリテリウム・アンテルナショナルで7位になって、復活したかと思ったんですが、結局その後も体調が回復しなかったようです。惜しいというか、もったいないなぁ。
一年ほど療養して、再びプロ契約することがないとは言えないと思いたいところです。

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