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チームTTでの世界戦勝利は、私にとっては驚くほどの感動だった。現在のチームで最後のレースだった。つまりこのメンバーとスタッフで走る最後のレースだったのだ。この勝利は本当に幸せだ。しかし、もちろん涙も出た。私にとって一つの時代が終わったのだ。しかし、この時代を大成功のうちに終えるのだ。なんという別れだろう。この素晴らしかった時代に感謝する。
チームで勝つことは何か特別なものだ。過去何週間か、私たちはほとんどずっとお互いに一緒にいて、それぞれ細かいことまで議論し、コースの全てを調べ尽くした。これに加えて、私などは温風機の前で準備をしたぐらいだ。惜しい思いをした二年間の後で、やっとみんなでレインボージャージを取ろうというのに、どんな偶然にも任せたくなかった。
しかし最終的にはライバルのBMCに対する以上に、暑さと私たち自身に対する戦いだった。暑さという要素は本当に酷いものだった。しかも、私たちがブエルタやツールで知っている乾いた暑さではなく、非常に湿気の強い蒸し暑さで、熱い風呂の後の浴室のようなのだ。正直に言えば、10キロ後にはすでにかなりグロッキー状態だった。他のチームも似たような状態だった。そこからはもう自分自身との戦いでしかなかった。
私たちの計画はうまくいった。ゴールには最低で4人が残らなければならないというのも、問題なかった。すでにそれは織り込み済みだった。むしろテクニカルな最後のパートでよりコンパクトに走ることができたと言っても良いだろう。
私たちは本当にこの勝利をハッピーだと思っている。私個人にとっても水曜の個人TTに向けて自信になった。今日のレースで幾つかの重要なポイントもつかめた。これについてはまた後で言う。トニー。
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というわけで、キッテルもマルティンも千切れずにゴールしたようです。ただ、このマルティンのブログではレインボージャージと言っているけど、チームTTってアルカンシェルマイヨはくれないのかな?みんなで着ているシーンの写真がないようだけど。

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