すごい時代になったものです。え?いや、もう30年近く前にラジオから聞こえた歌。その後、ラジオやTVではまったく聞いたことがなかったのに、ユーチューブで探すとあるんですねぇ。
1983年って私の
骨董品デ・ローザと同じころのことですね。わたしもまだ20代ですよ。自転車に夢中になる直前です。ラジオをつけっぱなしにしていたら、この曲がポプコンのグランプリ曲だという紹介で流れたんですね。なにしろ出だしでショックを受け、かろうじて途中からテープに録音して、その途中からを繰り返し聞いたものでした。テープはもうとっくの昔にどこかへ行ってしまいましたから、聴いたのはたぶん20年ぶりぐらいですかね。当時はポプコングランプリって言ったってTVに出るわけじゃないし、ラジオでもほとんど流れなかったですね。
うーん、「やがて土に帰る」というところで不覚にも涙が。。。だめですね、年を取るとどうも涙腺がゆるみがちでね。この年になると、曲にいろいろと当時の自分のことなどオマケがついてきますのでね。
むかし晩年の遠藤周作が、映画でもTVドラマでも、別れのシーンとか何かが離れていくシーンになると涙がでるようになったと書いていたことがありました。駅馬車が出発するシーンだけで涙が出てくるんだというのでした。
結局年を取ると、自分の記憶の中にある同様のシーンを思い出すってことなんですね。そう考えると年を取るのはあながち悪いことばかりではありません。若い方々、老後の楽しみのためにいろんなことを経験しておきましょうね。
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