……
C: どうだった?
フ: すごい見ものだったよね! 狂気の1日だった。こんなの見たことなかったよ。コンタドールに脱帽だ。常にアタックしようという本物のファイターだよ。
C: 見てる方にもすごかったし、とても面白いステージだったよ。選手としてもこういうレースには興奮するんだ?
フ: そりゃそうだよ。短いステージで、。スタート時にアタックすることに何の不安も持たないコンタドールみたいな選手たちって、レースを本当に面白くするよね。みんな面白かったと思うし、たくさんの人たちが見ていてくれたことを願っている。クラシックレースとは別物だよ。グラン・ツールでは6時間以上のステージなんて誰も必要としてないよ。
C: 今日は差がずいぶん開いたけど、こういうステージでは一般的に規則でタイムリミットに関しては気前よく設定されていたのかな?
フ: いや、今日は30分がタイムリミットだったけど、オーケーだった。グルペットはいくらか挑発的に大げさに脅されたけど。ブエルタも昨日のステージもきつすぎだよ。
C: ありがとう、ヨハネス。うまく休んで、また落車のないようにね。次の休息日までまだ156.4キロだ。
フ: 山岳賞は一つだけだけどね。じゃあ、アスタ・マニャーナ。
……
デルガドが一押しのコンタドール、全盛期の力はないようですけど、ファイティングスピリットは衰えません。デルガドも、コンタドールは昨今の組織化されたレースから外れたことをする選手だと言ってましたが、昨日のステージはまさに本領発揮でしたね。
ところでタイムリミットが30分とありますが、フレーリンガーたちのグルペットは50分以上遅れてるんですね。まあ、グルペットが90人ぐらいいたから、これを全部タイムリミットで切ったら、一気にプロトンは半数になっちゃいますからね。しかし、優勝タイムが3時間弱のレースで1時間近く遅れたってのは、なんか、大昔の、それこそ戦前のレースみたいです。

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/2671-99a189a4