いやあ、クルーゲがついに勝てました。中途半端なスプリンターだから、ゴールスプリントでトップテンに入ったことは、結構あるのではないでしょうか? でも、ジロのステージ優勝は嬉しいでしょうね。この選手、デビューがミルラムだったので、個人的にもちょっと嬉しいです。
というわけで、このところあちこちで噂されているデーゲンコルプの移籍話、RSNに面白い記事が載っていました。
まず、移籍契約は8月1日までは結べない決まりみたいなので、現時点では確実なことは何も言えないということは、押さえておかなければなりません。
それから、ジロが始まる直前にアルペツィンの親分スペケンブリンクがこう言ってます。
「ジョン・デーゲンコルプとチーム・ジャイアント・アルペツィンは一緒に成長してきたんだ。両者ともお互いに恩恵を受けあっている。今だって、我々は彼が再び調子を取り戻すのに必要な時間をゆっくり待っているところだし、彼が望むことはすべてサポートしている。当然のことだけど、彼の将来について話し合うことになるのは、これからだ。」
一方で、デーゲンコルプの移籍先として噂されているのはトレック・セガフレド。カンチェラーラがいなくなるので、その後釜としてクラシックハンターが欲しいというわけですが、チームマネージャーのルカ・グエルチレーナは、デーゲンコルプがトレックに来る可能性を問われてこう言ってます。
「私たちにはたくさんの選択肢がある。一つだけではない。8月1日まではこれ以上のコメントは出せない。」
というわけで、あくまでも噂が先行しているんですが、こういう噂って、去年のキッテルの時もそうだったし、煙が立った以上、かなり可能性があると思っていいのいかもしれません。
去年のキッテル移籍は、拙ブログとしては予想を見事に外しましたっけ 苦笑) だから、今回は予想するのはやめておきます 笑)
確かにジャイアント・アルペツィンはキッテルとデーゲの二枚看板をやめて、トム・デュムランとワレン・バルギルのステージレーサーにシフトしているように思えますが、それでもドイツのチームですから、ドイツ人最高の選手を手放すことがあり得るのかどうか。
この点についても、RSNでは、スポンサーのアルペツィンは2018年までのスポンサー契約をしているが、そこには反ドーピング規定を始め、様々なオプションがあって、仮にキッテルに続いてデーゲまでいなくなった場合、スポンサーを撤退するのではないかと匂わせています。
そして、このことは、同じドイツのプロコンチーム、ボーラ・アルゴン18とシュテルティングがワールド・ツアーチームへの昇格のために共同スポンサーを探していることも関係してきます。
来年、このあたりのチームがどうなるか、そろそろ、いろんな噂が飛び交い始める時期になったようです。

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