チームシュテルティングのネオプロ、レンナルト・ケムナのインタビューがrsnに載っていました。TTで2014年のジュニアの世界チャンピオン、去年はU23で銅メダルでしたが、なにしろまだ19歳。日曜のGPルガーノにゲルデマンやヴェークマンらと一緒に出ることになり、いよいよプロデビューとなります。
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プロになって最初のシーズンを前にした気持ちは?
ケムナ: プロとしてここにいるのは何かちょっと違う気持ちです。もちろん去年よりもワクワクしています。でも良いシーズンを過ごせると信じています。
どんなことをしたい?
ケ: 特別たくさんのことを期待しているわけではありません。集団の中でうまく走れて、良い一年を過ごしたいと思っています。
すでにこれまで君はとても良い成績を上げてきた。今後はどのレースを走るのか、わかっているの?
ケ: 去年バイエルン一周を走りました。でもプロのレースカレンダー全体の中でどうなるのかはわかりません。ほとんどは未定のままです。
リーヌス・ゲルデマン、ゲラルト・ツィオレク、ファビアン・ヴェークマンというベテラン選手がチームメイトにいるよね。この三人からすでにアドバイスはもらってるの?
ケ: レースのために情報を得られるでしょうね。でも、戦術的なことはレースの中で教わることになるでしょう。
特にどのレースを特別に準備すればいいのかはわかってるの?
ケ: 本当ならバイエルン一周をハイライトにしたいけど。でもこのレースが中止になれば、ほとんどは未定です。ツール・ド・ラブニールかオーストリア一周には調子を合わせたいと思っていますが。
シュテルティングは去年の12月にいったんチームの存続が危ぶまれたけど、多くの専門家が、君は早く新しいチームを探したほうがいい、できればワールド・ツアー・チームがいいと言っていたよね。当時そう思っていたの?
ケ: 難しい質問です。できればコンチネンタルチームか、せいぜいプロコンチームで走りたいと思っていましたから、ワールドツアーチームという選択肢はありませんでした。プロコンチームに所属できて満足しています。
チームがどうなるかわからなかった時、移籍を進める声は大きかったんじゃない?
ケ: いろんな意見を聞きましたが、最終的には自分で決断しなければなりません。こうなって満足しています。
君はまだマネージャーがいないよね。お父さんが君にアドバイスを与えてるけど、このままいくの?
ケ: 私はまだマネージャーは必要ないと思っています。父がアドバイスしてくれますし、最終的に決めるのは自分です。
大きなチームからの申し出はなかった?
ケ: はい、ありました。でも話はしませんでした。
2015年はとても良い成績を上げ、期待の新星になった。そういう期待をプレッシャーとは感じない?
ケ: 今年も良い成績を上げなければならないとは考えていません。プロ自転車競技のことを知っている人なら、プロ入り最初の年は水遊びして水に慣れるような時期だってことはわかっていますからね。特に私の場合まだやっとU23クラスですから。まだ一二回U23のレースを走らせてもらえるならラッキーですね。そのクラスなら上位を狙って走るでしょうけど。
プロとしては何を目指したい?
ケ: 表現するのは難しいですね。でもプロならみんな、いつかツールを走るという目標を持っているでしょう。
さらにツールでのステージ優勝も?
ケ: まあ、夢としてなら。しかしそこまではまだとても遠い。まずはツールに参加したいです。
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U23の規定が変わったんですよね? エリートの世界戦に出てなければどのチームに所属していても23歳以下ならU23の世界戦に出られるようになったんじゃなかったっけ?

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