
というわけで、昨日の夜は魔女からの切替ができないままのデルガドでしたが、例によって Arturo さんと一緒に行ってきました。一昨日とは違って満員。私は諸事情から立ち見でした。昨日のセルバンテス協会の話のほうが現役当時の話が多く、今日のほうはどちらかというと現在のスペインの自転車事情やトレーニングの推移、自転車レースのTV放送でのシステムみたいな話で、正直言って昨日のほうが言いたいことをいっていたような気がします。それは上の写真と一昨日の写真を比べると分かるんじゃないでしょうか? 昨日も来ていて、私と同じように質問して本とサインをゲットしていたアビラの聖女テレーゼさん (笑)も言ってました。昨日は徹子の部屋で今日は講演会だそうです。うまい(しかし聖テレーゼって有名な彫刻があるけど、アッハーン

ってやつだよね?)。
昨夜は90年の宇都宮の世界戦のビデオを見直し、さらに89年のリエージュ・バストーニュ・リエージュのビデオも見た上で、手ぐすね引いて質問の準備をしていたんですが、いくら手を挙げても指名してくれない。聖テレーゼさんもそうでしたが、どうやら面が割れていたようです 笑)
質問は二つ用意していたんですが、果たして日曜日にできるかどうか。。。
(1) 現在のシステマチックなレース展開について、昔の選手として、どのような思いを持ってるか?
(2) ステージレーサーと言いつつも、デルガドは宇都宮では最後の最後に追走集団を組織してものすごく目立っていたし(結果は20位)、89年のリエージュ・バストーニュ・リエージュでは、最初に逃げて、4人の逃げを成功させた上で、4位に入っている。さらにサン・セバスチャンでも上位に入っている。ワンデークラシックに対して、現役時代どのような気持ちで臨んでいたのか?
とくに(2)を質問したかったんだけど、ちょっとカルトな質問かなぁ、まあ、質問者として指名されなくて良かったのかもしれない、と思っていたら、くだんの聖女テレーゼさんは、終了後に通訳の髭面のお兄さんを引きずり、デルガドに迫って質問、88年の雪のガビア峠越えのステージのことを教えてくれと。。。いやぁ、おそれいりました。デルガドの解答も面白かったです。あのレースはよく覚えている。あんな寒い日のレースは生涯に二回しかなかった、とのこと。どんな対策をしていたのか、という畳みかけての質問に、なにもしなかった、と。選手たちはみんな一週間指が動かなかったそうです。個人的にはそういう話のほうが聴きたかったなぁ 笑)昔紹介したことがあったはずだけど、もう一度ここにYouTubeから一つだけ張っておきましょう。
ほかにも1988 Giro とか Gaviaで検索すれば、何種類か引っかかりますので、どうぞ。

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