昨日の続きです。
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ツールでのステージ優勝はキミにとって大切だよね。去年はうまくいかなかったけど、今年は準備をいくらか変更するの?
デーゲンコルプ: 僕の最大の目標はクラシックだよ。でもツールもそれに次いで大きな目標だ。去年はツールの前に高地トレーニングキャンプをしていた。現時点では今年はたぶんそれをしないね。その代わりにレースをもっと走ってトレーニングすると思う。たぶんツール・ド・スイスの代わりにドゥフィネに出るだろう。
オリンピックはテーマではない?
デ: オリンピックも今シーズンのハイライトだけど、コースが僕みたいなタイプ向きではないね。でももちろん出場はしたいよ。他の選手のアシストとしてでるのはノープロブレムさ。
で、世界戦は?
デ: いつかはアルカンシェルを着たいよ。でも今年ぜひ、というわけではない。長期的な目標だよ。
今、キャリアで最高の状態なんじゃない?
デ: クラシックでの僕のポテンシャルは出し切ってないと思ってる。ステージレースのスプリントでももっと強くなれると思う。
マルセル・キッテルがいなくなってプレッシャはさらに増したんじゃない?
デ: チャンスが増えたのは良いこと差。でもプレッシャーは感じるね。僕らがやろうとしていることがうまくいくようにチームが強いといいけどね。でもそれ【チームが強くなること】は可能だと思う。
去年はみんながキミとマルセル・キッテルを注目していた。でも今年はトム・デュムランとワレン・バルギルもキャプテンになると思うけど。
デ: チームが進歩するのはいいことさ。僕やクラシックのメンバーにとっては何も変わらないよ。ツールではたぶん総合順位も考えていくことになるだろうけど。二つの目標がつながるといいね。大きな挑戦だと思うよ。でも僕はある程度登れるからうまくいくと思うよ。そうなるとスプリントトレインは平地でのプロトンコントロールだけではなくなるね。
シーズンのスタートは?
デ: ドバイ、カタール、それにオー・ヴァールだ。それからしばらくレースを休んでトレーニングする。これは確定している。クラシックのために最高の準備になると思う。その後パリ〜ニースになる。そしてサンレモとパリ〜ルーベの間はレースと休みが交互になる。トレーニングはしない。休養が大事だ。バッテリーに充電しなくちゃね。疲れてスタートしてもなんにもならないだろう。
スプリントのライバルの一人として友人のマルセル・キッテルがいるけど。。。
デ: そうだね。僕らは仲良しだ。彼が自分の思っているような道をうまく進めることを願っているし、良いスタートを切れると良いね。僕らはきっと素敵なスプリント合戦をするだろうね。すでに15,6歳の頃から一緒に走ってたんだ。ジュニア時代は同じチームだった。当時は僕がスプリンターで彼はTTスペシャリストだった。マルセルは当時2回世界チャンピオンになっていたんだ。彼と同じチームなのは素晴らしいことだった。でも僕らのプロとしてのキャリアのはじまりは違うチームだったんだ【キッテルはスキル・シマノ、デーゲンコルプはHTCハイロード】。マルセルにはいつも感心させられる。彼のスプリントはものすごい迫力だ。
キミだって彼と同じようになるかもね。ジャイアント・アルペツィンとの契約は今年で終わるだろ。契約を延長するの?
デ: 今はそんなこと分からないよ。
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ということで、このインタビューの最後が次の記事につながります 笑)

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