いやはや、昨日の通勤自転車でかなり久しぶりに年間3000キロになりました。10月末からほぼ1カ月、腰痛のおかげで全く自転車に乗れなかったんですが、12月に入って、あたたかったこともあり、結構乗れました。
さて、rsn の総括シリーズ、トップはデーゲでした。まあ、文句なしでしょう。拙ブログではデーゲンコルプがデビューした頃からずっと、この選手にはパリ〜ルーベで第一回に優勝したヨーゼフ・フィッシャー以来のドイツ人優勝者になってほしいと言い続けてきたのですが、ついにそれがかなっただけでなく、どうでもいい 笑)ミラノ〜サンレモまで勝っちゃいましたからね。
「もちろん僕のシーズンの総括としてはとてもすばらしいものになったよ。モニュメントでの二勝で子どもの頃の夢が実現したんだからね。我が家に石畳(のトロフィー)があるなんて、いまでも信じられないよ。」
すでにドバイ・ツールで登りゴールステージでスプリントでバルベルデに勝って優勝したし、春のレースでは優勝はそれだけでも上位に常に入っていたという印象でしたから、クラシックへ向けて調子は良かったんでしょう。
ミラノ〜サンレモではディフェンディングチャンピオンのクリストフも含む比較的大きな集団スプリントを制し、ツール・ド・フランドルでは7位。そしてパリ〜ルーベで1世紀以上勝てなかったドイツ人の優勝者となったのでした。
「来シーズンも目標はこの期間に絶好調に持って行くことだ。レースプログラムは一つ二つレースを変えるかもしれないけど、レースの数は今シーズンと変えることはしないだろう。」
でも、デーゲンコルプの来シーズン最大の目標はツールのステージ優勝かもしれません。今年も2回の2位で優勝できなかったしね。ブエルタでは最終日に優勝して都合10勝しているのにね。まあ、去年まではキッテルがいたからしょうがないんだろうけど。
もう一つのハイライトとして世界選がありましたが、最後のところで力を使い果たして29位どまりでしたね。
「自転車競技ってのはすべてがうまく行かないと勝てないんだ。世界戦では最後、ものすごく調子が良いと感じた。良すぎるぐらいだった。だから攻撃的に走ったんだけど、やりすぎだったね。力を使いすぎてしまった。でもこうした経験は将来絶対役に立つさ。」
ただ、2016の世界戦は平らなスプリントレースになりそうなので、デーゲはグライペルがキッテルのアシストに回るでしょう。むしろオリンピックのほうがチャンスかもしれません。
さらにキッテルのことについて、こんなふうに言ってます。
「マルセルがチームにいなくなったおかげで、自動的に僕に大きなプレッシャーがかけられることになるだろう。マルセルがもういないというのは本当に残念だよ。彼は友人としてもチームメイトとしても大切な奴だったし、スプリントに関してはインスピレーションをかきたてられたからね。」

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