いつの日かブレークするんじゃないかと期待していたんですが、さいたまクリテでも声がかかっていたようで、すっかり名前が知れ渡ったのはなにもヒゲのせいだけではなかったですね。
ただ、今シーズンを振り返ってみると、ティレノ〜アドリアティコでの落車で鎖骨骨折、6週間レースに出場できなかったんですよね。アルデンヌクラシックのうち出られたのはリエージュ・バストーニュ・リエージュだけで、それもレースの雰囲気を思い出すために走ったようなものでした。
「あれはホントにがっかりしたね。アムステル・ゴールドは去年6位になった後だったからね。いろんなことをやってやろうと思ってたんだけどね。」
しかしその後のジロ・デ・イタリアではステージ3位と4位があって、しかも一日だけでしたが山岳ポイント賞マイヨを着ることができました。これのおかげで、キッテルがツールに出ないことが決まったときにも、急遽代わりにゲシュケの出場がきまったのでした。そして、ご存知伝説のプラ・ループゴールのステージでソロアタックを決めて逃げ切りに成功。子どもの頃からの夢を実現したのでした。
「シーズン全体としてはうまくいった。ツールでのステージ優勝で夢をかなえることができた。」
さらにツール後のエネコ・ツールでもクイーンステージで3位に入りましたが、それが今シーズン最後の目立った成績になりました。
「今年の最後はもうパッとしなかったね。要するにレースプログラムが僕にはちょっと多すぎたんだ。」
今シーズンはレースに出た日数は80日。これはかなり多い方ですね。
「来年の最初の目標はアルデンヌクラシックだね。その後ツールとオリンピックが待っている。オリンピックは何としてでもメンバーに選ばれたいね。」

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