このところ、このrsnのシリーズに基づく記事では無名の若手ばかり取り上げましたが、今回は超大物。
しかし、これまでのキャリアが、rsnの表現を借りれば「追い越し車線を爆走してきた」だけに、今年は2勝だけ。散々でした。
シーズン開始はツール・ダウン・アンダーのクリテリウムで優勝し、今年もスプリントが衰える気配なし、と思ったんですが、直後のカタール一周でウィルス性の感染症にかかって4月終わりまでを棒に振ってしまったのがケチの付け始め。復帰レースがヨークシャー一周という結構ハードなレースだったのも良くなかったようで、初日にリタイア。3週間休んでワールドポートや6月半ばのケルン一周に出たりしたけど、どうもパッとしないまま、結局本人は絶好調に戻ったと思っていたらしいのですが、首脳陣はキッテルをツールのメンバーから外してしまいました。
結局これがチームを変える遠因となったようですが、その後、8月のポーランド一周で再びスプリントでカレブ・ユアンを破って優勝したので、完全復調かと思えば、その後も去年までの輝きは見せないままでしたね。
以下、rsnのキッテルのインタビューです。
「2015年は完全に後退の年だった。病気とやり直しばかりだった今シーズンに、満足するはずねぇよ。でもなんとか回復しようと一生懸命やったんだ。最悪のシーズンだったしネガティブなことしかなかった一年だったけど、それでもワールド・ツアーレース【ポーランド一周の第一ステージ】で勝てたんだ。2016年は良くなることしかないはずだぜ。冬場には穏やかにストレスをかけすぎないようにトレーニングをしてシーズンに備えるぜ。
これ以外にも、「良いトレーニングをして食べて寝て」ふたたび絶好調にするつもりだぜ。去年はあまりにたくさんのことをしすぎたから、今年はそれを教訓にするよ。春先に病気になったのも、たくさんことをしすぎたからだと思っているんだ。
【新チームになるけど】チームの全面的なサポートが期待できるぜ。でも理想的なスプリントトレインのためにはいろいろ試してみなくちゃな。ワクワクしているぜ。いずれにしても自信はある。病気にならず準備が計画通りにうまくいけば、チームや自分自身を疑う理由なんかないぜ。」
新しいマイヨも発表になってますね。なんか青黒いね。


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