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保阪正康「戦場体験者」の一エピソード

2015.10.22.09:25

うーん、旅行以外でこんなに更新しなかったのはこれまであったかなぁ。いや、さいたまへ行くためにやりくり算段、なにしろ忙しくって。これまでも忙しいことはあったけど、たいていは自転車選手のブログを訳してお茶を濁せたんだけど、このところデーゲもフレーリンガーもマルティンもキッテルもゲシュケも、みんなブログ更新なしなのでねぇ 笑)

さて、先日ちょっとだけ触れた保阪正康の「戦場体験者」の中に、中国戦線で村に火を放ったら、村から泣きながら4、5歳の子供が後をついてきたので、上官に相談したところ、「始末しろ」と言われたので、泣く泣く射殺した元兵士の話が出ていた。

きっとこういう話は無数にあったんだろう。ただ、僕が読んでいてショックを受けたのはその後のことだ。戦後になって戦友会でその上官と会ったので、あのときは辛かったと話したところ、上官はこう言いはなった。「始末せよと入ったけど、殺せとは言わなかった。」この元兵士は上官に対して「殺意の衝動」さえ感じたという。(p.108)

こうやって上に立つものが下のものに責任を押しつけて、自分は罪の意識を感じないですむというこの構図、この社会のさまざまなところで見えてくる構図ではないだろうか?



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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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