デーゲンコルプ、かなりの入れ込み方で望んだ世界選手権だったようで、しかも最後を除けば常に良い位置に付けていたし、調子も良かったみたいで、かなりガッカリしてますね。こんなふうに言ってます。
「(サガンがアタックした後)ちょっとナーバスになりすぎたし、冷静さを失って動きすぎるというミスを犯した。おかげで最後の登りでそれがモロに利いてしまったね。(三つある登りの最初の登りでスティバルがアタックした時は)何の問題もなくついて行けたのに、その後エンジンが爆発してしまった。僕らはみんなでとても強かった。みんなのサポートに感謝するよ。僕も最善を尽くした。でも今日は残念だけど充分じゃなかった。」
二位に入ったマシューズもサガンが行った後、デーゲンコルプが必死で追っているのを横目に力を温存した、というようなことを言ってます。また、最終周の前の周でミヒャウ・クヴィアトコフスキやトム・ボーネンの逃げグループが出来たとき、ドイツチームからは誰も送り込めず、結果的にドイツチームが中心になって逃げをつぶしに行かなければならなくなり、そこでグライペルを始めアシスト役を使い切ってしまって、最後にデーゲンコルプしか残らなかったのも痛かったですね。
結局、動きすぎたんでしょうかね。U23の時の世界戦を思い出します。あのときも一人で逃げをつぶし、先頭に出てと、やたらと目立ったあげく、結局最後はマシューズ(今回の2位)にスプリントでやられてしまったのでした。一方、サガンはこう言ってますね。
「僕は一回だけしかアタックしなかった。そしてそれが正しいアタックだと分かった。」
一発のアタックでバシッと決める。これって理想的な形ですね。昔の市川選手だったと思いますが、インタビューで理想は一発のアタックで決めることです。何度もアタックしたらみんなに迷惑じゃないですか、と言っていたのを思い出しました。

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト
trackbackURL:http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/tb.php/2339-15f30b52