オーストラリアならぬオーストリア、最近ではドーピングでツール失格になり、その後さっさと告白して引退したベルンハルト・コールが思い浮かびますが、ジュニアの部でフェリックス・ガルという選手の優勝でした。世界戦でオーストリア人が優勝することがそもそも初の快挙。リーエンツ出身の17歳だそうです。リーエンツは1994年のジロ・ディ・イタリアでパンターニが衝撃的なデビューを果たしてステージ優勝を挙げたチロルの町です。
ゴールまで12キロのところで集団から抜け出て単独で逃げ続け、間一髪の差で後ろから追いかけてきたフランスのクレマン・ブトワ=スイルをかわしたようです。
ガルの話。「最後の数キロは追いつかれるのではないかと不安で一杯だった。」
ブトワ=スイルの話。「ゴール前250メートルからスプリントしたけど、レースが2メートル短かった。もちろんがっかりだけど、やれることはやった。」
3位はデンマークのラスムス・ペダースンが1秒遅れ。4位にはスイスのレト・ミュラーがドイツのマルティン・ザロモンとイタリアのニコラ・コンツィにスプリント勝ちでした。ジュニアのTTは連覇したドイツでしたが、ロードの方は去年のヨナス・ボーケローに続くタイトルは逃しましたが、5位なら充分でしょうね。
U23でファン・ホーイドンクが転んだところは、このレースでもどうやら鬼門のようで、かなり多くの選手がこの石畳の上り坂で転んだようです。同様に小雨状態だったようですが。さて、今日のエリートのロードは天候はどうでしょう。

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