ツールに出られなかったときからくすぶっていたキッテルの移籍の噂が radsportnews.com に載っていました。いや、あくまでも噂話です 苦笑)
キッテルの個人マネージャーのイェルク・ヴェルナーはすでに7月から繰り返しキッテルとの契約は2016年末まであると強調してきました。それにもかかわらず燻ってますね。ここへ来てエティックス・クイックステップの監督パトリック・ルフェーヴルがカヴェンディッシュとレンショウが90%の確率でチームを去ると言ったことで、キッテルの噂が再燃。
ルフェーヴルもこう言ってます。「キッテルはスプリンターとしてとても好きだよ。ツールに8勝しているんだよ、誰がマルセルみたいな選手が欲しくないなんて言うんだい?見た目もいいし、アピール力もあるし、なにより若いんだよ」
rsn の見立てではエティックスにはキッテルと仲の良いトニー・マルティン(彼のトレーナーもキッテルと同じイェルク・ヴェルナー)がいるし、一方ジャイアント・アルペツィンは、今回のブエルタで開花したトム・デュムランに総合を狙わせるために、新しい山岳アシストが必要で、キッテルが出て行けば、そのための金が浮く。さらに、エティックスもカヴがいなくなった金でキッテルが雇えるというわけです。
ただし、ルフェーヴルはもしカヴがいなくなってお金が浮いても、今シーズンで契約金アップ間違いなしの選手(たとえばテルプストラ、スティバル、アラフィリップ)がすでにいるから、その上(キッテルを雇うのは)無理。アリババの洞窟の鍵を持ってれば話は別だけど、と言ってます。さらに、こんな話も。
ルフェーヴルの話。「去年ジョン【デーゲンコルプ】とは、彼が契約延長する前に話をした。しかしマルセルとはしてない。彼のトレーナーのヴェルナーとはマルティンのことで話をしたけど、キッテルの移籍で話をしたことはない。ヴェルナーもキッテルも2016年までの契約は満了するだろう。ただし2017年は変化があるかもしれない。でも、2016年のシーズンもまだなのに17年の話なんか出来ないよ。3年前にはカヴェンディッシュとも同じことがあった。でも、彼の場合も、スカイから自由になったという証明があって、初めて話の場についたんだ。そういう証明が無ければ話はしない。」
まあ、キッテルも印象として義理堅そうなので、16年末までの契約を破棄することはなさそうな気がするけど。。。

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