日曜日の午前中、私の役目はビール造りです。例によってかなりいい加減です。
え?ビールを造るの?と驚かれるんですが、実はたいしたことではありません。市販のキットがありますからね。ただし、ご存じのように、日本では酒税法の関係でアルコール度数1%以上の酒は造ってはいけませんね。気をつけましょう 笑)
まず、1週間前に仕込んでおいたものです。ここではすでに仕込んであるところから始めます。今回は Max 社のレイト・ホップ・ラーガーという銘柄で、13リットル仕込んであります。仕込む樽は検索すればサイズも含めいろいろ見つかると思います。私が使っているのは20リットル用の奴で、2~3千円ぐらいだったと思います。コックがついているので便利ですし、ふたも空気が抜けるようになっています。エアーロックという外気を遮断し、中で発酵して増えた分の空気だけを外へ逃がすものも売ってますが、私は使っていません。
消毒用のアルコールを用意します。ドラッグストアで1リットル800円前後。それと霧吹き。これは100円ショップで売ってた奴です。
ビール瓶の消毒です。これは本気でやらないと偉いことになります。古い瓶なら必ず中をすかしてみて、汚れているようなら針金の柄がついたブラシ(これも100円ショップにあるんじゃないかな)できれいにします。アルコールを吹き込んだあとは、水で流して瓶を逆立ちさせて水切りをします。
ビール瓶大瓶1本に対して4グラムのスティックシュガーを入れます。通常の市販品はだいたい3グラムか5グラムなので、ネット検索して購入しました。普通の砂糖を4グラム量って漏斗で入れても同じですけどね。
あとは慎重にコックをひねって注いでいきます。そのときのビールの銘柄とか、発酵の進み具合により、泡がでることもあります。あまりにひどい泡立ちだったら、発酵がすんでいないということなので、やめましょう。瓶詰めはもう一週間あとということになります。
だいたい瓶の上を5センチぐらい?残しておきます。
樽の中には澱やら酵母やらが沈んでいるので、下から5センチぐらいは残します。もったいないけど、ここは潔くあきらめましょう 笑) 写真はさらに上澄みを捨てて澱だか酵母だかを見えるようにしたので、実際はもっと残します。
まあ、これも飲んで毒というわけではありません。エビオスみたいなものですね 笑)ホントかぁ?
以前、このドロッとしたのって酵母だからパンが焼けるという話を聞いて、ホームベーカリーでビール酵母パンを作ったことがありました。たしかにきれいに膨らんだのですが、なにしろ香りがビール臭い。子供たちは全員パス。作った責任上大人が食べましたが。。。連れ合いは今まで食べた中で最低のパンと言ってました。そこまで言うかぁ。
さて、あとは打栓器の登場です。専門店や東急ハ●ズなどで、だいたい2500円ぐらいじゃないかなぁ?それと栓の方は100個入りで600円くらいだったと思います。栓の消毒も忘れずに。
さて、今回の場合は仕込み量が13リットルだったので大瓶16本になりました。通常17リットルで仕込むのが普通なので、その場合はだいたい23本ぐらいできます。
ところで、最初にも触れたように、今回はすでに仕込んであるところから始まりましたが、じゃあ、その仕込むまでってどうやるのよ?、ってことで、それはまた次回。
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