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マルティンのブログ、再び自転車上に

2015.07.26.10:33

さて、こちらは着々と回復しているようです。

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今日から私は再び自転車に乗ることを許可された。血中の炎症値で、ふたたび負荷をかけてもよいことになったのだ。私は午前中に一時間走り、それから午後にまた二回のパワートレーニングを行った。世界戦に参加できるかは境界線上だ。さしあたってはまだ路上へ出ることはできない。立ちこぎは痛みが出る。しかしそれは折れた鎖骨のせいではなく胸郭の打撲のせいだ。しかし、日曜日には、パリでチームメイトたちとのパレード走行には同席するつもりだ。

ローラートレーニングは「東時代」の蓄積があるから私は好きである。退屈だからといって一時間でローラー台から降りてしまう同僚たちとは違っている。確かに緊張感はないが、子どもの頃にはローラー台でたくさんのトレーニングを行ったものである。もちろん今はローラー台に乗るためには良い季節ではない。気温30度で風もなくペダルをこげば、汗の出方もものすごい。だから私はファンを回している。これで少しは耐えられる。

ジーモン・ゲシュケよ、おめでとう! 彼のことは本当にうれしく思う。昔からよく知っているが本当に良い人間だ。この勝利に値する。それでなくても、このツールでドイツ人選手が5勝目だ。ドイツ自転車界にとっては素晴らしい日だった。私もドイツ人として、彼のチームがとうとうツールで1勝できたことが嬉しい。

ところで彼の成功は私にとっても世界戦の励みになる。彼も今シーズンすでに鎖骨を骨折していたのだから。
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東時代というのは文字通りに解せば、旧東独時代という意味のように思うんだけど、マルティンが自転車競技を始めたのは1999年で、とっくに東ドイツは消滅しています。うーん、たぶんその時代にもまだ残っていた東ドイツ的なスパルタトレーニング(?)を揶揄しているのでしょうか。

まあ、あまり意味はありませんが、旧東ドイツ地域からは今をときめくキッテル、グライペル、デーゲンコルプ、マルティン、それにゲシュケも出てきています。一方の旧西ドイツ地区だと、ネルツ、ブフマン、フレーリンガーやヴェークマン、ゲルデマンなんかが出てますが、結果を比べるとまだまだですねぇ。



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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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