スカパーの放送では後半は完全にスルーしてましたが、まあ、ニバリが逃げた瞬間について、フルームはやっぱり文句を言いますよね。
拙ブログでも触れたことがあるけど、2010年のシュレックがチェーンを落とした瞬間にアタックしたコンタドールは、あそこでもしシュレックを待っていたら、単純計算では640/1000秒差でシュレックの優勝になっていたわけです。もっともその後コンタドールのクレンブテロール事件で優勝取り消しになって、めでたく(?? 苦笑)シュレックが2010年のツールの総合優勝者として名前を残すことになったのですが。。。
個人的にはああいうアタックはそんなに騒ぐことではないと思います。自転車競技は機材で少しでも有利に立とうとする面だってあるわけで、それが裏目に出て機材故障を起こしたのなら、プラスマイナスの問題だと思うし。
むろん待つことを否定するつもりもありません。アームストロングやウルリッヒはお互いに待ったわけで、それはそれでお互いに対するリスペクトの現れと言えるわけでしょう。ただ、待たなければならない、待たない奴は汚い、となってしまうのはどうかと思うのです。
さて、ゲシュケは28分遅れの93位、グルペットゴールでした。
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C: どうだった?
ゲ: とてもとてもハードだった。調子は昨日よりはちょっとだけ良かったけど、総じて今は回復が遅いよ。
C: パリへ行きたいと最も大きな声で叫んでいるのは、君のどの部分?
ゲ: そんなの当たり前だよ、僕の脚だ!
C: 今日は開始早々にハードになったけど、最初の「グルペット!」の声はいつ上がったの?
ゲ: パレード走行中も、その後は誰も声に出す事はなかったよ。でもこういう日はグルペットは自然にできるんだ。
C: 君は、たとえばグランドン峠でスプリンターたちを見て、連中は本気で苦しんでる、おれなんかマシな方だ、なんて考えることはあるの?
ゲ: うん、みんな考えるよ。特に今日なんかはスタートで思ったよ。僕なんか軽量級なのにもうすぐに苦しかったもん。
C: 明日はラルプ・デュエズだね、雰囲気を楽しみにしている? それともさっさと終わりにしてしまいたいと思ってる?
ゲ: 雰囲気が楽しみという気持ちが強いね。アルプ・デュエズは全くスペシャルな登りだからね。
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