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リタイア後のネルツとブフマン

2015.07.17.07:21

ネルツはブフマンと同室だったんですね。11ステージはスタート直後にネルツがリタイアを決め、その後即、ブフマンはアタックに乗ったようです。ブフマンの話です。

「彼がいなくなるのは残念です。彼と同室だったのはとてもうれしかったですし、お互いにとても仲良くやっていました。彼は同じタイプの選手ですし、いろいろなヒントをくれました。」

そのネルツの話。「第3ステージの落車から後はもう回復できなかった。ほとんど眠れなかったんだ。この24時間、かなりの時間をトイレで過ごした。この暑さのなかで、スタート時にすでに脱水状態さ。必要とする栄養素も取れない。最初の山と二つ目の間で電池切れだよ。なんとか自転車に乗り続けようと努力した。でも目の前すべてが歪んで暗くなってあきらめた。リミットを超えていたんだ。

ブフマンのステージ3位はすばらしかったね。彼の才能と能力をハッキリ示した。でもまださらに伸びるだろう。時間をかければさらに凄い選手になれるはずだよ。エマヌエルは本当に信じられないようなセンセーションを引き起こした。僕にとっては辛い日だったけど、彼の3位は、とても嬉しい。

それに、彼は素晴らしい奴だよ。恥ずかしがり屋で控えめだけど、静かな水は深い。彼が何かを話したら、それは絶対に正しいことだ。」

というわけで、ドゥフィネでブフマンのレース日記をここに紹介したときに、なんとなく外見から、クソまじめでおどおどした感じだったので、バカッ丁寧な口調にしてみたんですが、YouTubeにいくつか出ているインタビューを見ても、それほど見当違いではなかったようです。なんとなくうつむき気味で、あまり笑わないし、どこかおどおどした感じです。まあ、変に調子がいいより良いかな。山岳スペシャリストとしての能力を伸ばしていってほしいですね。

一方のネルツ、一昨年の山岳系の世界戦でもドイツチームのエース扱いだったのに雨の中の落車でリタイア、今回のツールもどのぐらいやるかな、とむちゃくちゃ期待していたのに、結局力を出すことが一度としてありませんでした。次の目標は世界戦かなぁ。。。カナダのワールドツァーレースも過去敢闘賞とかもらったことがあるんだけどねぇ。



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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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