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http://www.bora-argon18.com/de/nachrichten/detailansicht/news/bora-argon-18-with-a-challenging-day-at-the-tours-first-mountain-top-finish/胃の調子がわるかったようです。ゴール直後のドイツ国営放送のマイクに向けて、こんなことを言ったようです。
「残念だけど今日はこれ以上は無理だった。ずっと腹がなにかむかむかしていた。今すぐバスに戻らないと、悲惨なことが起こるよ。」
嘔吐しながら走ったんでしょうかね? このネルツをドイツチャンピオンマイヨのブフマンが立派にアシストしたようです。36位ゴールでしたが、かなりの余裕を残して、しかもピンホールパンクの状態に気付かずに走ったようです。
さて、ネルツ、調子が悪かったと言っても、総合では21位ですからね。まだまだどこかで大逃げかませれば、一気にジャンプアップの可能性だって残されてますよ。というわけでrsnから。
ネルツの話。「最初は、こりゃあダメだ、ひどいことになりそうだと思ったんだけど、結果を見て、しかも、ヴァン・ガーデレンやコンタドールやニバリもトラブルを起こし、バルデやピノーやタランスキは僕より後ろでゴールしたんだから、僕は良くやったっていえるよ。エマヌエル・ブフマンとバルトシュ・フザルスキには大大大感謝だ。彼らが今日はものすごく強力にサポートしてくれて、しかも自分のチャンスを捨ててそうしてくれたんだからね。なんて凄いことなんだ!
僕はむろんツールに勝つためにここにやってきたわけじゃない。あくまでも良い成績を目指してきたんだ。まだまだそのためのチャンスはあるよ。それに経験上、僕は日に日に良くなっている。毎日順位を一つづつ上げていければ、かなり上位に入れるじゃないか。」
まあ、まだ11ステージ残ってますからね。一日1つ順位を上げればベスト10ですけどね。初日のTTでハンドル壊れたのに始まり、落車で肋骨を痛め、今度は胃のトラブル。だいぶ辛いツールになっていますがね。
この選手は拙ブログとしてはネオプロ時代の20歳のときから追っかけてきて、アシストで少しずつ力を付けてきたというタイプなので、まあ、ぱぁっと目立つことはないだろうけど、地道にやっていれば、きっと人生って悪いものじゃない、って思わせてくれそうな、そんな選手です。
デーゲやキッテル、あるいはマルティンみたいに最初からスポットライトを浴びた超有名選手や、カヴの影で地味なレースで優勝を重ねて、臥薪嘗胆、ついにはカヴと並ぶ地位にたどり着いたグライペルとは全くタイプが違います。
がんばってほしいなぁ。

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