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マイヨ・ジョーヌはまた僅かな差で逃したが、しかし今日は運が良かったと言えるだろう。落車に巻き込まれず、自転車に乗っていられただけでもうれしい。何人かはかなりひどい目に合ったようだ。
最後は私の調子は昨日ほどよくなかった。おそらく昨日のメンタルなアップダウンが影響したのかも知れない。いずれにしてもユイの壁のふもとではおもったようなことはできなかった。フルームが素晴らしい最後の力を見せた。むろん僅かな差だったのだが。ロルフ・アルダーク【チーム監督】がゴール後にも、もう一度、本当にロドリゲスの後輪とフルームの前輪が1秒離れていなかったのかと問い合わせていた。もしそうなら、フルームはロドリゲスと同タイムにならないはずだからだ。しかし100分の7で1秒以下だった。フルームの遅れは0.93秒だった。これをコミッセールがもう一度しっかりと確認してくれた。
ボーナスタイムでマイヨ・ジョーヌを逃したのは、これで2度目だ。最近ではツールでボーナスタイム制度が導入されるのは初めてで、私はその効果を充分味わっている。
しかしいつもそういうものだ。5秒差が3秒差になり、とうとう1秒差になった。これでいけば、今度こそ、私がマイヨ・ジョーヌを奪えるはずだ。
私にはマイヨ・ジョーヌのチャンスがまだ残されているし、明日のことを考えると燃える。チームとともに石畳を良いチャンスにしたい。
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