インタビューではキッテル不参加をなじっていたマルティンですが、ブログはやっぱりおとなしめです。なかなか難しい立場ですよね。チームにはカヴェンディッシュがいるわけで、カヴとしては、もちろんキッテルがいるところで勝つのが一番でしょうけど、いなければかなり有利になるわけでね。僕がカヴなら、やっぱりいないほうが有り難いって思うでしょう。ただ、マルティンとしてはキッテルとかなり仲が良いみたいだしね。まあ、総じてドイツのトップ選手たちはみんなでアンチドーピングで強調しあってキャンペーンを張ったり、仲が良いみたいではありますが。
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ドイツ選手権で5勝目。こういう形で勝てるとは予期していなかった。正直に言うと、金曜日のTTの前には、自分の調子を信頼できていなかった。というのも、思っていた以上にドゥフィネに集中したので、その後休養しな空ければならなかったから、あまり練習していなかった。ハードなトレーニングもしていなかった。普段なら、選手権前にはハードなトレーニングで調子を整えていくのだが。つまり簡単な準備で、私は走り、ビックリすることになった。
私はこのTTをツールのプロローグに見立てて走った。つまり全速力で走ったのだ。1時間走るTTでは、私は通常力の配分をする。しかしユトレヒトでのプロローグのための最終練習だったのだ。そしてそれはうまくいった。あらかじめコースを調べずに、ドイツ選手権にむけて精密着陸をしたわけだ。調子は最初から良かった。しっかり踏めたし、なによりプロローグの距離をこなした後もさらにそのレベルを保つことができた。
自分の調子には満足している。ツールまではこれ以上すべきことは多くない。火曜には私はドイツを出発し、夜の8時か9時ごろにコースを視察する。ここまではコースは図でしか知らない。町中のコースなので、これぐらい遅ければ、交通量もそれほど多くないだろうと思っている。コースが封鎖されている可能性もあるが、私はコースを詳しく下調べしたいタイプだ。またここに書く。では。
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