で、ルクセンブルクでは最終日、ゲルデマンがリーダージャージを守りきりましたね。
このステージレース、2011年にも一度総合優勝しているんですが、その後、1年間の浪人生活を経て、去年、南アフリカのMTNクベカに加わったものの、どうもパッとしないまま、今年デンマークのCULTエネルギーに移籍してきて、ヴェークマンとチームメイトになったわけです。なにしろ、この人の場合膝に爆弾を抱えているし、怪我や病気が多いんですよね。
最終日は11人の逃げ集団ができて、一時6分以上のリードを奪い、ゲルデマンはバーチャルでリーダージャージを失っていたんですが、最後に差が詰まって、なんとか総合優勝できたようです。
「ホッとしてるし、嬉しいわぁ。パーフェクトな一日だったわね〜。逃げ集団が大きなリードを奪ったのはそれほど心配していなかったわよ〜。だってこれで他のチームも追走に加わってくれるじゃな〜い? でも追走集団のスピードが上がったのに差がなかなかつまらなかったときは、ちょっと焦ったわ〜。このリーダージャージはチームのものでもあるのよ〜。だって今日もまたみんな、ものすごく働いてくれたものぉ。」
ヴェークマンもステージ8位が合ったし、総合でも12位。ここまでどうもパッとしなかったCULTエネルギーとしては、とりあえず人心地ついたというところではないでしょうか?

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