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ブフマンのドウフィネ日記(1)(2)

2015.06.08.17:55

というわけで、ウィギンズの記録更新はなりましたが、54.526キロという結果は思ったほどではなかったですね。ひょっとして何でもありだったボードマンの記録も破っちゃうんじゃないかと思っていたんですが、まあ、こんなところかぁ。ちょっとホッとしたのと、期待外れ感とがごっちゃになった変な気分。これだとマルティンやカンチェラーラもやる気になるかな?

というわけで、拙ブログはもっと地味目の話題。昨日ご紹介したボーラ・アルゴン18のエマヌエル・ブフマンが rsn でレース日記を書いてます。この rsn のレース日記もずいぶんご紹介してきましたっけ。ミルラム時代のフォスとレールス(今頃どうしていることでしょう?)から始まって HTC 時代のマルティンやグラープシュ兄弟、グリーシャ・ニーアマン、ネルツのパリ〜ニースにキッテルのバイエルン、最近ではネルツによる去年のブエルタや、ゲシュケの今年のダウン・アンダーなんてのもあります。興味のある方は右の下方にある検索ボックスで「日記」とかで検索すれば見られると思います。こうしてみると、若手ばかりというわけではないようですが、今回のブフマンはまだ22歳。写真を見ると真面目そうな感じで、融通利かなそうなので、そんな口調で 笑)

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こんにちは、Radsport News の読者の皆さま、このあと8日間、私の初めてのワールドツアーのステージレース、クルテリウム・ドゥ・ドウフィネでの私の体験したことについてご報告させていただきます。

ドミニク・ネルツと私はすでに昨日地元を出発して、今日の土曜日はかなりリラックスして過ごしています。今日はたっぷり寝ることができました。朝は夏のような最高の天気の中で、この美しい地方を2時間トレーニングしました。

今日の昼はマッサージをしてもらいました。今晩の食事は私たちのチームの女性シェフ、クラウディアが新車のボーラのクッキングトラック【ボーラは調理器具メーカー】で夕食を振る舞ってくれました。スポーツマンに必要なものを考え抜いた食事が食べられるのは素晴らしいことです。昨夜はホテルで夕食だったのですが、1時間半も待たされましたから。

明日はユジーヌからアルベールヴィルへの132キロの第1ステージです。このステージは大部分が小さな山を含む周回コースです。

もちろんどうなるかと緊張しています。なにしろこの6週間、レースから遠ざかっていたのですし、様子もわかりません。そして出場メンバーも強豪選手が何人もいます。

しかし、私はこの何週間かをとても良いトレーニングができたし、夏の天候は私に向いているので、きっと何とかなると思っています。明日のステージが終わったら、私とチームの様子をまたご報告いたします。

エマヌエル
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ボーラのHPを見ると、身長181で体重が62キロと出てます。クライマーだそうですが、この身長でこの体重、うらやましいですねぇ。というわけで、昨日はボーラのビエルン・トゥーラオが派手にやらかしました。この選手のことは拙ブログではかなり大昔にちょっとだけ触れましたが、父ちゃんがドイツの自転車ファンにとっては神さまみたいな人だから、プレッシャーも大変でしょうね。ブフマンはどう言っているでしょう?

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今日は132キロの最初のステージでした。私たちのチームの一番の目標は、誰かを逃げの集団に送り込むことでしたが、ビエルン・トゥーラォがそれを成功させました。結局4人の逃げはあっという間に集団に7分以上のリードを奪いました。

途中に8回の山岳ポイントがあり、ビエルンは山岳ポイント争いに加わりました。最終的には山岳ポイント2位になりました。ひょっとしたらこの後、山岳ポイントマイヨを奪い取る可能性も残されています。

集団では最後に向けてとてもスピードが上がり、逃げた4人はゴール少し前でみんなつかまりました。途中で踏切で少し足留めされたのが利いたのかもしれません。私たちのチームには純粋なスプリンターが参加してませんので、今日は上位の結果は出せませんでしたが、全員メイン集団でゴールインしています。明日以降の総合争いでもまだ可能性はたくさん残っています。

ゴール後はすぐにローラー台で10分ほどクールダウンをしました。その後再びホテルに戻り、いつものようにマッサージを受けました。夜はまた女性シェフのクラウディアの美味しい料理が待っています。毎晩こういう料理を食べることができるのは素晴らしいことです。

さて、これから寝ることにします。明日もハードな一日になるでしょう。

エマヌエル
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踏切で足留めというのは逃げていた4人が途中で踏切で、トゥーラォの言葉によれば20秒ほど足留めを食らったらしいです。TVでは映らなかったと思うけど。ただ、通常の規則では逃げている方が踏切で止められると、後続も同じタイムだけ足留めさせられるはずなんですけど、今回はそれがなかったらしいです。なんでかな?

というわけで、山岳賞はなんかひときわ手足が長くやせっぽちのテクレハイマノート、表彰台ではサングラスなしの顔を初めて見ましたが、鼻筋が通っていて格好良いですね。肌の色はちがうけど、ちょっとデビューしたばかりのクレーデンを思い出しました。



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アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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