ああっ、テルピ〜!!
クリストフがついてきた時点では残り二つの坂で離せると思ったんでしょうねぇ。アウデ・クヴァレモントで千切れなかった時点でやめればよかったのに、と終わってみればなんとでも言えます。ただ、最後のパテルベルフは短いから無理だってわかってたはずなのになぁ。あそこでガラガラポンして、できればサガンに追いつかせれば、クリストフとサガンは牽制しあって、逃げるチャンスが絶対あったよねぇ。。。
3人で逃げて、うち2人スプリンターが混じっていると、残りの選手がアタックするとお互いに追わずに逃げ切れるというのは、非常に良くあるパターンですよ。ただ、ファン・アーフェルマートも一緒に追いついてきちゃって4人になると、テルピーが逃げればファン・アーフェルマートが追ってくるから、結局スプリンターの勝負になっちゃうんですよね。
しかしクリストフがこんなに強くなるとは驚きです。スプリント・ロワイヤルでも、カヴとキッテルにはまだ届かないかも知れないけど、グライペルだったら、グライペルがこのところちょっと落ち気味だから、優っているかも知れませんし、登れる分、カヴやキッテルよりもレベルの高い選手であることは間違いありません。
グライペルも強かったですねぇ。チョイ逃げばかりだと言ってしまえば、それまでですが、あれだけ繰り返し逃げて引いて、本来のタイプとしてはあんなに目立つことはあまりないですからね。最初からルーランツのアシストと決めていたようですが、昨日に限れば、立場が逆だったほうが良かったんじゃないの?
しかし、ああいう展開、もうロードレースでは何度も見たシーンですが、後ろで追っている集団がうまく機能せず、デーゲンコルプも中で地団駄踏む思いだったことでしょうが、ブログではそうは書いてませんね 笑)
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7位に満足している。なによりチームに感謝しなければならないよ。ホントに強いチームのパフォーマンスだった。ゴール少し前までチームメイトがまだ2人もそばにいたからね。パリ〜ルーベのことを考えたとき、本当に信頼できるよ。
テルプストラの決定的なアタックの時、僕らは集団の中でちょっと牽制してしまった。僕らはあの二人がその瞬間は最も強くて、あっという間に前へ行ってしまったけど、まだ早いと思ってしまったんだ。もちろん彼らはチョー強くて、差が30秒以下にならなかったからね、その時点で終わったな、って思ったよ。二人に敬意を表するし、特にクリストフにはおめでとうと言いたい。彼が今日は一番強かったよ。
さあ、今は目標を定めなおそう。レースの後はレースの前ってことだからね。
ルーベが楽しみだよ。
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最後のレースの後はレースの前っていう文句は1954年のサッカーワールドカップ優勝監督のゼップ・ヘルベルガーの名文句のもじりですね。この人の名文句っていうのはたくさんあって、日本でも有名なのもあるようです。ネット検索するといろいろ出てきますね。

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